田中将大は「現状のままでは苦しい」 佐藤義則氏が阪神タイガース戦の投球に警鐘(2025.3.11 Sirabee)
まずはあのヨッシー(佐藤義則)もユーチューバーだったことに驚きましたw。佐藤義則といえば、かつて星野仙一監督に「日本一の投手コーチ」と言わせた名コーチで、田中将大やダルビッシュを育てことは有名です。
で、そのヨッシー、「田中将大を復活させられるコーチがいるとすれば、それは俺だろう...」と思っていたかどうかは分かりませんが、ジャイアンツの久保コーチがかつての教え子に対してマンツーマンで「魔改造」を行っていることをどう思っているのだろう、正直、非常に興味のある切り口でしたw。
上の記事は3月9日の阪神戦に田中将大が登板したときのピッチングについて、ヨッシーがYouTubeでコメントしたものを取り上げています。
ヨッシーの評価はざっくり3点。
- 変わってない(相変わらず変化球でどうにかしようとしている。)。
- その変化球がほとんどボールになっている。
- もっと力強く投げるかと思ったら、それが1球も見えなかった。
...と、かなり厳しいです。
ヨッシーは今後の田中将大は「変化球投手」*1として投げていく必要があると見ているようです。
「田中くらいの技術があったら早く追い込んで、難しいボールを打たすという、俗に言う変化球投手というくらいの感じで投げていかないと厳しい」
田中の絶頂期を知っているコーチだから今の田中が物足りなく見えてしまう...とみるか、田中を熟知しているかつてのコーチだからこそ見えるものがある...とみるか。
楽天がヨッシーを臨時コーチとして招聘し、田中将大の「魔改造」を行っていたらどうだったろう、などと考えたときもありました。
しかし、それでなくても田中の特別扱いについて微妙な空気が漂っていたくさいチーム事情を考えると、やはりジャイアンツだからできる「魔改造」だったのかなとも思います。そういう意味ではやはり楽天には居場所がなくて、ジャイアンツにはあった、そういうことかもしれません。