10月の3連休に息子が帰ってきて、久々に3人で松島へ1泊2日の旅行をした。3人で旅行するのは久しぶりだ。松島へ来るのも久しぶりだった。
松島は日本三景の一つだが、いつでも行ける場所にあると、案外行かないもので、息子などは学生のころから東京暮らしということもあるが、松島に水族館がなくなったこと*1自体を知らなくて驚いた。
自家用車を手放してからかれこれ4年くらいたつが、私が最後に松島へ来たのは車だったと記憶しているから、ま、4、5年ぶりくらいになるかもしれない。
東京から新幹線で移動した息子と仙台駅で待ち合わせ、昼はハチのナポリタンを食べた。仙台駅からはJR仙石線に乗り松島海岸駅で降りる。
コロナ禍の頃は観光客がだいぶ減っていたとは聞いていたが、その頃の様子は来ていないのでわからない。久々に来た松島は観光客でかなり盛況だった。食事処や土産物屋の前の人だかりも凄かったが、遊覧船の乗船待ちの行列がこれまた長くて驚いた。
3人で「阿部の蒲鉾店」で蒲鉾を焼いて食べた後*2、瑞巌寺を見て、それからホテルへ向かった。長い行列に参戦する気力はなく、遊覧船は見送った。
ホテルでは松島湾を見渡せる露天風呂の貸し切りサービスがあると聞き、早速予約。カミさんはさすがに遠慮して、私と息子で満喫した。いつもは山の中の温泉が多いから、山や川を見ながらの露天風呂になるが、海を見ながらの露天風呂もまた違った風情で気持ちよかった。制限時間は約40分ほどだったが、15分も浸かれば十分なので、脱衣場から部屋に電話してカミさんと交代するつもりが、すでに大浴場へでかけた後だった。ま、大浴場にも露天風呂はあったから、後で聞いたら松島湾を見ながらの露天風呂は楽しんだようだ。
夕食も3人だとやはり楽しい。というか、おいしいw。息子は最近結婚した。式はあげていないが、相手の女性とは一緒に暮らし始めてかれこれ2年、正式に入籍を済ませたばかり。勤め先も変えたらしい。子供だとばかり思っていたが、自分でいろいろ決めて生きているようだ。
で、私とカミさんは、日頃電話やラインではなかなか聞けないことをお酒の力を借りながら根掘り葉掘り聞き出すわけだw。ま、息子はのろけるわけでもなく、愚痴をこぼすわけでもなく、それなりに幸せにやっているようでとりあえずホッとした。
酔っ払ったので、食後の風呂は止めにして、川の字に敷かれた布団でめいめいがいつの間にか寝てしまった。翌朝に息子が言うには、「いびきがうるさくて眠れなかった。」そうで、私もカミさんもまったく記憶がないから、笑って誤魔化すしかない。カミさんがいびきをかくのは知っていたので、そのことを喋ると、カミさんも「お父さんも飲んだ日はいびきをかいているからね!」と反撃、カミさんのいびきの線が濃厚だが、結局は私のいびきの容疑も晴れずというところでうやむやのままにしてこの件はおしまいw。
久々の家族旅行は近場だったが、十分楽しかった。息子の嫁さんは、別の予定があって翌日の合流となったが、その別の予定を含めたいろいろのいきさつはまた別の機会に書きたい。