わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

荘司くん、やれば出来るじゃないか...



M4−5E

入りそうで入らない

点が入りそうで入らない攻撃で、今季2度めの先発だという相手の先発・中森(21歳)にけっきょく5回1失点というゲームメイクをさせてしまった。初物に弱いのはイーグルスの特徴ではあるんだが、そこに慣れっこになっていないか。要は地に足がついた攻撃になっていないということだ。もうひと押しのところでバント失敗やゲッツーで相手ピッチャーを助けてしまうのをこれまで何度も見てきた…。
それでも4回表に島内のソロホームランで先制し、その後も6回に相手ピッチャーのワイルドピッチで、7回には岡島の犠牲フライで、8回には小郷の2試合連続となるソロホームランでリードを4点まで広げた。

荘司くん、やれば出来るじゃないか...

4点差までリードを広げる展開にできたのは、先発荘司の力投によるところが大きい。昨日の荘司は前回までの荘司とは別人であった。制球も安定し、強いストレートを中心に変化球もキレキレでロッテ打線をほとんど寄せ付けなかった。あのポランコでさえ、荘司のピッチングの前に三凡だった。これは現実、自信もっていい。
永井コーチによると、ブルペンから調子が良かったようだから、やはりその日の体調などが大きく影響するタイプなのかもしれない(というか、そこはどのピッチャーも一緒か。)。
毎回、制球が定まらないピッチングで、次も同じなら「バカとしか言いようがない」などと檄を飛ばしてみたものの、よく考えてみると、ルーキーピッチャーである、中6日空けるとはいえ、コンディションを万全に持っていくのにも一苦労だったと考えられる。
特に今年の夏は異常に暑い日が続いた。コンディションの作り方にもようやく慣れてきて昨日のピッチングに繋がったと考えれば、これが本来の荘司くんという都合のいい見方もできるが、さて、どうだろう。手のひら返しではないが、この調子で次もいいピッチングを見せてほしいね。
8回途中、2アウトから1点返され、2アウトランナー2塁というところで渡辺翔太にスイッチしたが、結局、この回2失点だった。

恐怖の7番、8番誕生!

4点差から2点差まで詰められて迎えた9回表、前日のヒーローであるマスター阿部がまたまた値千金のソロホームランを放ち3点差にした。最後の最後にこの1点が効いたね。
8回の小郷のソロといい、9回の阿部のソロといい、この日も7番、8番の活躍で勝利をグッと引き寄せる展開となった。シーズン中盤に入り、村林、小深田の1、2番コンビがチームを牽引した時期があったが、ここからしばらくは阿部、小郷の7、8番コンビが攻撃をリードしてくれそうである。そしてクライマックスはやはり島内、浅村の3、4番というところに行き着くのだけど...。それが理想。で、助っ人がもう少し絡めというのはある。

どうしても絡みたいのね、ポランコ...

うちのフランコは絡みづらいようだけど、向こうのポランコはなんだかんだと絡んでくるんだ、これが....。
3点差で迎えた9回裏のマウンドはもちろん松井裕樹だったが、先頭打者の中村がしぶとく2ベースで出塁すると、4番ポランコの打席。ランナーが2人いたら申告敬遠の満塁策だったと思うが、ここは勝負に出て、やっぱり一発浴びちゃうんだなあ...。2ランで1点差。
ま、ここからは松井裕樹もギアを上げて(?)3人を討ち取りゲームセットにするんだけど、冗談じゃなく、ランナー置いてのポランコは申告敬遠でいいよ、それがよーくわかった。