わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

藤平の意識と感覚...

無理に野球の話題にこだわって更新するのは止めよう...と決めた途端、気になる選手の記事が見つかったりする。

藤平尚真...投手。

今シーズンは久々に一軍で登板する機会が何回かあった。そして、このまま定着してくれよ...と期待する間もなく姿を消した(2軍落ちの意味...)。

当てにならない私自身の記憶を辿ると、石井監督は「これからピークが来る選手、慌てる必要はない...」と評価していたのがたしか藤平だったような。ただ、石井監督語録(コメント)には「注目されているうちに結果を出さなければ...」的なのもあるから、その真意はなかなか測りかねるところもあるw。

その藤平の「好感触をつかんだ」的なコメントを紹介していたのが、下の記事である。「最近の若いもんは自己評価高いからなあ...」とか思いながら読んだw。(良く言えばプラス思考)

www.nikkansports.com

ブルペンピッチャーでは駄目だよね、...そういうことかな。

「これまで自分の中で意識しなくても、右バッターには当てたくないなという気持ちがちょっとあった。バッターに対して投げるというより、しっかりブルペンで投げた形というのをマウンドで、ミットに投げるというような感覚にしてからは、しっかり投げ切れているボールというのが増えてきた」

ま、本人が「いい感覚」というのだから、何も言うことはないのだけれど...。

ただね、「バッターに投げる」という意識を無くして、「ミットに投げる」という感覚、...というのはどうなんだろう...。果たして、それが成長したあとの感覚と言って良いのかどうか、ちょっとひっかかる。

なんか逃げているような、誤魔化しているような、そんな印象を受けたが、考えすぎか。

やはり、しっかり「バッターと勝負する」という意識の中で投げ切れるようになってほしい。単純にそう思った。

ま、藤平自身、そこまで難しく考えているわけではなくて、「バッターと勝負する」ために「(バッターではなく)ミットに投げる」感覚で...ということなのかもしれない。

ピッチャーのデリケートな意識と感覚をコントロールするための「手段、方法」だと思えば、傍からどうこう言うことでもあるまい、と考え直したw。

結果だけがものをいう世界、来シーズンになればわかる。藤平たのむぞ。