わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

釜田佳直が戻ってきました。あの強気の熱いピッチングがまた見られます。最高でーすw。

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  • E7-3Bs

熱い男が帰ってきました。釜田佳直、655日ぶりの白星でした。ピッチング内容もさすがでした。

投球回 打者 球数 被安打 四死球 失点
釜田 5 1/3 24 103 5 2 3

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やっぱり釜田佳直は違うなあと思ったところ

 上の成績、復帰戦登板としては十分すぎる数字ですが、数字に表れないところの釜田の凄さ、私が「やっぱり釜田は違うよなあ...」と思うところを思いつくまま上げておきたいと思います。

さすがの立ち上がりと最高の笑顔と...

 釜田の先発登板は2017年8月27日の日本ハム戦以来というから約1年8ヶ月ぶりの先発登板でした。でも、そのブランクをまったく感じさせない立ち上がりでしたね。先頭打者こそボール先行でしたが、結果三者凡退で復帰戦のスタートを切りました。復帰戦であそこまで落ち着いたスタートを切れるピッチャーはそうそういませんね。もう、「さすが」という言葉しか出てきませんでしたw。

 初回のマウンドからベンチに戻るときの釜田の表情が印象的でした。思わずが笑みがこぼれていましたね。とりあえず無失点で立ち上がれたことに「ホッ」としている表情でしたね。リハビリのこと、ファンの期待、ここで結果を出さなかっときのこと、新しい家族のこと、色々なことが頭の中を過ぎったはずです。そんな中で無事に切れたスタート、どれだけ嬉しかったことか...。あの笑顔にすべて出ていました。

球速も出ていた

 そして初回、吉田正尚相手にこの日最速となる148キロをいきなり計測します。3回の、これまた吉田正尚との対戦では2球続けて147キロのストレートを決めていました。

吉田正尚は敦賀気比高校の出身です。金沢高校出身の釜田とは北信越の大会でライバル関係にあったようです。意識し過ぎて力を発揮できなくなるタイプの選手もいますが、釜田の場合は逆に燃えて集中するタイプ。

同い年(26歳)のこの2人の対決は、これからも続くわけです、実に楽しみです。

動くボールも健在でした

 持ち味の豪速球(最近はあまりこの言い方をしませんが、釜田にはこのイメージがあります。)に加え、ツーシーム系の動くボールの割合も以前より増やしてゲームメークしていました。新生釜田は幻ではないぞ、インパクトありましたw。

強気のピッチングも変わらず

 一番シビレたのは、味方が先制した2回裏の攻撃のあとのマウンドでしたね。0アウト1、2塁で先頭から始まる打順を迎えることになりました。トップの福田が送りバントで1アウト2、3塁。ここで2番小島、3番吉田正尚と続く打順でしたが、釜田はビビってませんでした。

 ...というか、逆にギアを上げていきました。小島を三振に討ち取ると、3番吉田には147キロのストレートでポンポンポーンとストライク先行であっという間に追い詰めます。打者に向かっていく強い気持ちは釜田の持ち味の中でも最も好きなところです。逃げてないよ釜田は...。変わってないよ釜田は...。吉田正尚をしっかりセンターフライに討ち取りチェンジになりました。とにかくシビレました(*^^*)。

ヒーローインタビューも釜田らしくてシビレました

 そのシビレたヒロインの冒頭部分を引用します。

諦めないでやってきて良かったなと思います。ここに来るまで、たくさんの方に支えられた。何とか勝利という形で(感謝を)表現したかった。マウンドを降りる時の大歓声は、これから忘れることはないと思います」

 平石監督も監督インタビューでコメントしていました。

 心強い一人が帰ってきてくれた...

 釜田のツイートもありました。

 次はこの人ですか...
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