観戦日誌 09/30
9/30
- M1−2E
ロッテとの最終戦は美馬の引退試合になった。こっちの先発は岸孝之。美馬と岸は2017〜2019の3シーズンを一緒に戦った。岸、美馬、則本が3本柱だった時代だ。年齢は岸の方が2学年上で則本が4学年下になる。なんか岸が一番最後まで残りそうw。
CSが完全消滅した今、美馬の引退試合くらいロッテが勝ってもいっか...、ロッテ側のベンチでゲームを見守る美馬の真剣な眼差しを見ていたらそんな気にもなった。しかしそこはプロの世界、浅村の1打席めは別として、楽天の選手に負ける気は見えないw。このゲームの結果と金曜日からのライオン戦の結果によっては4位から5位に転落してしまうという微妙な位置にいた。4位を死守するとなると、理想はこのゲームに勝って、ライオン戦には2差で臨みたいところだった。
で、結果はご覧のとおり。
美馬はこの日トップバッターの浅村とだけ対戦。もはや肘が壊れているのだろう、2ストライクの後、抑えの効かないボール球は浅村の背中を通るのだが、浅村はそれをわざと空振りする気配りの三振で1アウトになると美馬はここで降板、澤村にスイッチしてセレモニー込みの1回表は無得点に終わった。
この後、4回裏にロッテに先制され、楽天はヒット1本、無得点のまま終盤を迎えたが、8回表、この日もスタメンだった吉野にプロ初安打が出ると、そこから送りバンド、四球で繋ぎ、村林のタイムリーで同点、黒川の勝ち越し打で逆転した。
こうなると必勝リレー、西口、藤平と繋いで逃げ切った。
美馬の引退試合、則本も投げさせたかったところだが、則本を出すと、それこそ美馬への花向けにになってしまう可能性大なのでそれはさすがに回避、そういうことだろうw。
美馬の引退試合で連敗ストップ。楽天ファンとしては複雑なところもあるが、美馬にとっては楽天ファンにも最後の勇姿を見せられて良い引退試合だったと思う。
泰にプロ初勝利が付いた。美馬が引退し、それと生まれ変わるように楽天に新たな小さい巨人が誕生した。