わしろぐ

ちな鷲じいさんの身辺雑記です。

初回の2失点が響きました。

  • L3−1E

先発の藤井は62/3回91球9安打3失点だから、やや打たれすぎという印象もありますが、ま、ゲームは作ったと言っていい。問題はどの段階で失点するかですね。このゲームではやはり初回の2失点が致命的でした。

野球は9回の攻守のタイミングがあって、その総得点で勝敗を争うゲームですが、同じ得点(失点)でも、どのタイミングかでそのインパクトはかなり違います。改めて感じました。

それにしてもチームの安打数が3というのはちょっと笑えないです。相手のピッチャーが良かったと言ってしまえばそれまでですが、そのうちの1本がホームランだったのでかろうじて1得点というスコアになりました。残り2本のヒットでは監督も采配の振るいようがありませんね。

先に書いたとおり初回の攻防がポイントでした。1番、2番と連続三振だった楽天に対し、1番、2番と連続安打の西武。続く3番、4番との駆け引きに違いが出ました。

勝負させてもらえなかった楽天と、勝負するしかない状況からしっかり得点に結びつけた西武と。ま、結果論ではあります。1番、2番のチャンスメイクの差であり、バッテリーの立ち上がりの差でもありました。

三木監督には「超手堅い」という私の勝手なイメージがありましたが、今シーズンは「オーダーの編成」といい、「チャンスでの奇襲」といい、けっこう勝負師の一面を出している印象があります。嫌いではありませんw。