わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

石橋よ、お前もか...。内田も、やっぱりね...。

E4-6F

なんですかね、この表ローテは。
3人の内まともなのはエース則本だけ。続く松井、石橋の2人はどっちも前回に続いて5回持ちませんでした。1回くらいは、まぁ、あるかもしれない。ただ2回連続は恥ずかしいでしょう、さすがに。しかも2人続けては。ピッチャー本人もそうですが、ピッチングコーチも厳罰モノですな、これは。

この日の石橋のピッチングには変な傾向がありました。例えば

  • 失点はいつも2アウトから
  • ストライク先行で2ストライクまではナイスボールでポンポンポンといくのに、そこから決め球のストライクが急に入らなくなる。

また、近藤の打席ではまるで「蛇に睨まれた蛙」状態になっていましたね。5回はその近藤からの打順だったので、スパッと辛島にスイッチされました。

石橋は、昨シーズン8勝した上に、ローテも最後まで守って、いよいよ今シーズンは主力ピッチャーの一人として投手陣を引っ張る活躍をしてくれるだろうとだれもが期待していたわけですが、石橋自身あまりに自覚がありすぎて窮屈になっている印象があります。投げっぷりの良さは見えるのですが、詰めの所で大胆になり切れない。慎重になり過ぎが及び腰にも見えたり。顔つきの割に繊細です。ピッチャー心理の不思議なところでもありますな。
こうして見ると、同じピンチを迎えてもなんだかんだと対応する(ゲームを作る)辛島が先発としてはやはり一枚上手です。松井も石橋もさすがに次がラストチャンスでしょう。どっちになるかは分かりませんが、どこかで辛島と入れ替わる展開もあり得ますな。

攻撃では2点差まで追い上げた8回裏がヤマでした。印象にあるのは、2アウト1塁で6番ロメロが敬遠され打席が7番内田まで回ったシーンです。
こういう場面でなかなか打てない内田ですが、マグレでもいい、ここで一発出れば内田は変われます。きっと変われます。
...と注目していましたが、まったく期待を裏切らない、というか期待どおりの展開でしたね。見事に三振。あそこで一発打てる勝負強さが出てくれば、内田も一皮むけるのですが、当分は無理そう。
前回も書きましたが、見逃しの三振がダメだと言われて積極的にバットを振るようになったのはいいのです。ただ、そこには気持ちも入っていかないと。まったく入っていません。振っているように見せているだけです。
見逃しはダメ、振らなければダメ、打たなければ打たなければ....。ピッチャーとではなく、内田はまだ自分と懸命に戦っています。
見逃しではなくバットを振っていくようになっただけマシ、と前回書きましたが、そろそろ内田も次の段階に入っていく時期です。ただ振ればいいという段階はもう過ぎました。どんな形でもいいので得点に結びつくバッティングの段階へ。
www.washilog.com