わしろぐ

ちな鷲じいさんの身辺雑記です。

入れ歯安定剤にタイプの別があることを知らずに母に不自由をさせてしまった。

母は総入れ歯だ。その母がこの頃やたら入れ歯の具合を気にしているようだったので心配していたが、「どうした?」と聞いても「大丈夫だぁ」と応えるばかりでそのままになっていた。母の入れ歯については相当長いこと使っているからだんだん合わなくなってきているのかもしれない、そんな推理をしたこともあった。

入れ歯安定剤は私が残量をときどきチェックして、補充している。たまたま今使っている安定剤のチューブの色が違っていることに気づいた。古い安定剤は緑で、今使っているのはピンクだった。どちらも私が買ってきたものだが、商品名が同じなので特に気にしていなかったが、チューブに書かれた注意書きをあらためて読み比べたら、安定剤にはいくつかのタイプがあることがわかった。

緑は「クリームタイプ」でピンクは「クッションタイプ」だった。総入れ歯にはクリームタイプでよかったのだ。私の無知でクッションタイプを買ってきて補充したため、母はそれを使っていたようだ。そのため、母の入れ歯は安定していなかったと思われる。ちなみにクッションタイプ(ピンク)は入れ歯のズレや痛みを軽減するために使うもので、入れ歯をしっかり固定するにはクリームタイプ(緑)が適しているようだった。

さっそく緑色の安定剤を買ってきた。母がこれを使った朝、「これは調子えなぁ...」といったw。

上が買ってきた緑、下が今使いかけのピンク