10月5日(日)
小犬ちゃんとの散歩の途中で道端にヘビの死骸を見つけた。今にも動き出しそうなくらい生々しい状態だったが、小犬ちゃんが近づいてもヘタったまま動く気配がなかったので、たぶん死んでいたのだと思う。ヘビは子供の頃からあまり得意ではなかったので小犬ちゃんのリードをグッと引き寄せ、すぐにその場を離れた。
60過ぎのジジイになったというのに、ヘビを見た後のざわざわしたこの感覚はなんだろうw、子供の頃にもどったようでおかしかった。
小学生くらいのときだったと思う。ヘビを見たときは、両手の人差し指を目の前で合わせて、それを他人に手刀で切ってもらうというおまじないがあった。これをやらないと祟り(たたり)があると信じていた(何の祟りかはわからない)w。登下校時にヘビを見つけると、一緒に歩いていた友人らと互いに切りあったものだ。
大人になってからもヘビを見る機会は何度もあったし、たしかにあまりいい気分はしなかったが、今朝のようなざわざわした感覚はなかった。懐かしい感覚だった...。老人の「子供がえり」というのを聞いたことがあるけど、これもそれなのか...。あと実家での環境に慣れて子供の頃の記憶につながったというのはあるかもしれない。
おまじないをすれば落ち着くと思うがそんな相手はいないしなあ。人差し指を合わせたところへ小犬ちゃんに「お手」でもさせて切ったことにするかw。
