8月20日の地元紙の文化欄に豊崎由美さん(書評家)の「粗筋読めば一目瞭然」というコラムを見つけました。
そこには「粗筋さえ完璧に仕上げられれば、書評者の感想なぞは刺身のつま。」という箇所があって、先日、書いた三谷幸喜が勧める「読書感想文の書き方」のことを思い出しました。
三谷さんが読書感想文の書き方のポイントとして、「あらすじは不要」としていたのを思い出したからです。
読書感想文には「あらすじは不要」だけど、書評では「粗筋さえ完璧に仕上げられれば、書評者の感想なぞは刺し身のつま」となる。
豊崎さんは上の文章に続けて「その作品の魅力がどこにあるかは、優れた粗筋を読めば一目瞭然ですから」と書いています。
ブログには書評として書く場合もあれば、日記として単なる感想を書く場合もある。どっちのスタイルもありということですねw。
