わしろぐ

ちなわし爺さんのリタイア身辺雑記 / in 秋田

闇バイト強盗事件のニュースを見て、マンションデベロッパーの話を思い出した。

 闇バイトによる強盗事件が毎日のようにニュースになっている。シニア世帯が狙われているようで、関東圏での事件だが、正直、少し怖い。母が一人暮らしだったらもっと心配だったと思う。ま、私が同居するようになったからといって、20代の男性3、4人に立ち向かえるとは思えない。木刀のようなものを枕元に常備し反撃している自分を想像したりもするが、逆に相手の凶器にされてジ・エンド、ここで我に返る。まだ木刀は買っていないw。

 もうだいぶ前の話だが、新築マンションをカミさんと2人で見て回っていた頃にデベロッパーから「老夫婦や一人暮らしの老人で一軒家からマンションに移る人って多いんですよ...。」という話をされたのを思い出した。



 シニア世代になってから一軒家よりもマンションを選ぶのはなぜか。多いのが次の2つの理由だと聞いた。

  • 出かけるときに入口のドアの鍵をかけるだけの簡単さが良い。
  • 明かりの付いている所へ帰れるのが良い。

 なるほどとどちらも納得した。特に2つめ。夜に暗い一軒家に帰っていくのは気が滅入るだろう...、その頃はまだシニアと呼ばれるような年齢ではなかったがその気持ちは容易に想像できた。

 灯りのついた建物に帰ること、明るいエントランスから自宅の玄関に入っていくこと、同じ建物の中に複数の世帯が住んでいること、これらのことがどれだけ心強いか。

 ま、集合住宅ならではのトラブルに悩まされるということもないとはいえない。ただ、最近の闇バイト強盗のニュースを見るにつけ、マンションへの住み替えを考えているシニア世代はけっこう増えているじゃないかと思った。