わしろぐ

ちな鷲じいさんの身辺雑記です。

天気がいいのにクマが怖くて外に出られない。いい季節なんだけどなあ、こんな状態がまだ続くかぁ...。

10月15日(水)

天気がいい。まさに秋晴れ。

こういうときこそ、小犬ちゃんを連れて散歩したいところだが、クマが怖くて外に出られない。引きこもり状態である。

車道脇の歩道だけのコースや学校近くの公園だと安全かと思っていたけど、最近は車道や線路近くにも出るし、学校のグランドにも出たというニュースがあった。今は安全地帯などどこにもない状態だ。時間帯もそう。ローカル番組でクマの出没時間帯をグラフにして紹介していたが、ほぼどの時間帯でも出没していた。

稲刈りが一段落したということもあるとは思うが、農作業をする人もパタッと見なくなった。農機具を動かす音もほとんど聞こえてこない。ここ1週間くらいの間に周辺の空気は一変した。クマ警戒おそるべし。

思うに、今の時期、通常なら紅葉狩りやハイキングなどで山へ入る人が増える行楽シーズン。そのときは熊よけの鈴をつけたり、ラジオを鳴らして入山すればとりあえず安全という認識だった。

しかし最近のクマは車や人通りの多いところにも平気で出没するものだから、これまでのクマよけ対策に対する信頼はガタ落ちで、もはや「外に出ない」ということだけが唯一信頼できる対策になってしまった。

じゃぁ、この状態はいつまで続くの、いつまで我慢すればいいの?、クマが冬眠するまで?、ということになるんだけど、専門家は、アーバンベア(街中に出没するクマのこと)は冬眠しないで冬も活動を続ける可能性がある、とか言い出しちゃった。納屋を開けたらそこにクマが寝ていたなんてことがあるかもしれない、とは笑えない冗談だ。

まいった...。