わしろぐ

ちな鷲ジジイの身辺雑記など / in 秋田

西巻が巨人の坂本へ弟子入りだそうです。茂木に絡んだチーム内のレースがどんどん面白くなっています...。

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ショート争い

まずはショートのポジション争い。

当初、茂木の1軍キャンプインが危ういという平石監督のコメントがあったので、

  • 西巻賢二(2年目)
  • 山崎剛(2年目)
  • 村林一輝(4年目)
  • 渡辺佳明(ルーキー)
  • 三好匠(8年目)

の5人の競争かと思っていました。

で、上の5人の中では三好に頑張ってほしいみたいなことを書いたのが、下の記事でした。
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トップバッター争い

ところが、その何日か後に茂木が「キャンプは1軍でやりたい」と「大丈夫宣言」をしたではありませんか。

そればかりか、「トップバッターの座は渡さない」と田中和基にまで宣戦布告しちゃいました。
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茂木は守備では5人に、バッターでは田中に喧嘩を売った形です。

大人しそうに見える茂木栄五郎ですが、2018シーズンの不振がよっぽど悔しかったのでしょう。2019シーズンにかける意気込みは半端ないです。

シーズン開幕前はこっちのレース(ショート争い、トップバッター争い)から目が離せなくなりそうですね。

レース予想

では茂木に絡んだこの2つのレースについて予想してみましょう。

ショート

茂木を除く5人の争いであれば、三好を推すところですが、茂木が加わった6人の中でのレースとなれば、やはり茂木が一歩、いや、十歩くらいリードしているのではないでしょうか。

この場合の「ショート」というポジションは単なる守備固めの話ではありません。ショートとしてスタメンに名前を連ねることを意味します。したがって、ショートであると同時にバッターでもあるのです。

守備の上手さだけで比較すれば、おそらく茂木よりも上に来そうな選手が5人の中にも何人か思いつきますが、攻撃力、つまりバッターとしての戦力と総合して比較すると、やはり茂木が一歩から十歩くらいリードしそうだと思うのです。

逆に言うと茂木以外の5人が茂木からショートのポジションを奪うためには守備を磨くよりもバッティングを磨かなければならないということです。

村林一輝

村林はソフトバンクの今宮と自主トレを行うことにしたようです。
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渡辺佳明

あと、ルーキーの渡辺佳明選手は西武の源田選手をお手本に特訓をするなどというニュースもありました。
渡辺元智氏の孫佳明「前へ」源田お手本に遊撃特訓 - プロ野球 : 日刊スポーツ

西巻賢二

かと思ったら、2年目の西巻なんていきなり巨人の坂本へ弟子入りしたというニュースが飛び込んで来ました。
楽天西巻「遊撃勝負のため」憧れ坂本勇人と合同トレ - プロ野球 : 日刊スポーツ

いやぁ〜、このレース、本当に面白くなってきました。

ただ、何度も言うとおり、茂木からショートのポジションを奪うためには守備だけでは足りません。勝負強いバッティング技術こそが鍵です。

村林も渡辺も西巻も「先ずは守備から」という師匠選びだったと思いますが、この際ですから是非「バッティング技術」を盗むことも忘れずに、と言いたい。

ショートのレギュラーレース、茂木のライバルの中では村林、渡辺、西巻あたりが意気込みという点で一歩リードかな。山崎、三好に関する続報に期待です。

トップバッター

さて、茂木とカズキのトップバッター争いですが、これはかなり熾烈ですね。

茂木は2017シーズンの活躍で先頭打者ホームランのイメージが強烈にあります。特にCSでの2本の先頭打者ホームランはチームの勝利に大きく貢献するものでした。茂木の先頭打者ホームランの魅力は強烈なアピールポイントですね。

一方の田中和基もいつだったか、ホームランの怖さを持ったトップバッターを目指したいみたいなコメントをしていました。目指す理想の先頭打者は同じようです。

茂木とカズキはどちらもガンガン振ってくるタイプ。茂木の2年目17本のホームランに対し、カズキの2年目は18本でした。いい勝負ですね。

ただ、冷静に考えるなら、やはり新人王を獲って勢いのある田中と病み上がりの茂木では、田中が一歩リードという感じでしょうか。

それにせっかくネーミングされた「タナモギアイランド」を1シーズンだけで終わらせるには勿体無いです。ここはもう1旋風、巻き起こしてほしいものです。

...というのは2018シーズンまでの話でした。2019シーズンは浅村の加入がありましたので、「タナモギアイランド」の復活とはいかないかもしれませんね。

いずれにしても、田中と茂木の先頭打者争いはショートのレギュラー争い以上に熾烈なレース展開が予想されます。

レースが熾烈であればあるほど、相手チームにとっては脅威になるわけで、これはこれでファンとしては大歓迎ですが...。

さいごに

シーズン前はチーム内のレースに注目するしかないわけですが、2019シーズンに向けたレースはかつてないほど面白くなりそうです。

ショートはもちろん、ルーキー辰己がレースに加わった外野も、これまた期待のルーキーである太田、それから心機一転の岡島が加わったキャッチャーも、レースにならないのは浅村の守るセカンドくらいでしょうかw。

チーム内のレース開幕(キャンプイン)まであと半月です。