渡辺佑樹投手が「戦力外を機にオーバースローから大きく肘を下げるフォームに変更して制球力もアップ」しているというニュース。要するにオーバースローからサイドスローへの転向である。
動画を見ていないので想像するしかないけど、ちょうどGへ移籍した高梨のイメージなのかな...。渡辺の方が高梨よりも上背がある*1から素材としては渡辺の方が面白そうだ。ホークスの高橋礼のようなイメージが理想。大型サイドスロー。石井監督も面白い存在になると期待しているようなので、注目したいね。
「戦力外」について考えてみた。
戦力外と言われたときの負のインパクトの大きさは想像に難くないが、できればそのインパクトをプラスの方向に向けたいものだ。例えば、今までできなかった大胆な変化や変更を実行に移す(挑戦する)キッカケにするのである。
「失うものはない」という言い方をする選手もときどきいるけど、この「開き直り」こそが原動力だと思う。
結果が出るかどうかはまさに博打だ。けど、支配下にいることに汲々として挑戦(冒険)もせずに地道な努力を続けるのにも限界がある。どこかこで一発勝負を賭けたい。で、そのへんのタイミング、勝負感も選手の才能の一つといえるのではないか。
今回のサイドスローへの転向は石井監督の提案もあったようだ。これに乗らない手はない。石井監督は本気で使う気である。
注目株といえば、この選手は結局出てこなかった...。
www.washilog.com
*1:高梨175㌢、渡辺183㌢