わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

3日前の練習試合ですが、石井監督の初陣なので書いておきます。

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練習試合の始まり始まり...

最初の練習試合は13日のロッテ戦。石井監督の初陣となったわけだが、結果は8−3で快勝だった。

もう3日も前のゲーム。残念ながらリアルタイムでの観戦ができる環境にないからしょうがない。webニュースで結果をチェックしそのあとYou Tubeで動画観戦という流れがせいぜい。ま、知った選手の調整具合や今シーズンの一軍での活躍予想ができればいいので特に問題はないけど。

石井監督は今回の練習試合について、作戦面よりも選手のやる気を見たかったとコメントしていたが、その目的は十分に果たせたようである。ライバル関係にある3年目の野手たち*1が目立っていたし、やってもらいたい選手というか、やってもらわないと困る選手がそれなりにアピールできていたように思う。何よりも結果が伴った。この時期結果は二の次といいながら、勝ったらいいに決まっている。

とりあえず投げた順番に投手たちの印象などを書いておく。

先発は瀧中。昨シーズンの後半に頭角を見せ始めた。ゲームメイクの上手さを印象づけた昨シーズンのマウンドは健在で、もはやベテランの雰囲気を醸し出すマウンドさばきだ。2イニングを無難に無失点でまとめた。彼の安定感、ゲームメイクのセンスは本物だな。

2番手の池田もよかった。強いボールを制球良く投げていた。肩の持久力は未知だが、短いイニングであれば十分な戦力と見た。

3番手の菅原は安田の打球を足に受け不運の降板。調整ぶりを見せたかったところだろうが、アンラッキーな面ばかりが目立った。彼が登板したとたんに雨が強く降ってきたり、雨のせいもあったと思うが制球のバラつきも気になった。そして良いところをアピールする間もなく打球を足に受けて降板...。さんざんのマウンドになった。勝てるピッチャーには運も味方してくれるもの。雨男という変な印象だけを強く残すマウンドになってしまった。この「負のイメージ」を次のチャンスで消しておきたい。

4番手の津留崎。菅原の緊急降板を受けての緊急登板であったが、バタバタすることもなく無難にゲームに入ったのはさすが。昨シーズンの経験値を感じさせる落ち着いたマウンドであった。今年も戦力として見ているはず。

5番手は引地。一軍リストに名前を見つけたときに早くピッチングを見たいと思った投手のひとり。で、見た率直な感想は「一軍ではまだ厳しいかも...」だった。
いきなり連打を浴びる。やや単調かな...というスタート。後続は断って無失点で切り抜けたのはいいが、やはりどこか余裕がない。いっぱいいっぱいの感じが伝わってくる。その不安は2イニングめに出てしまった。四球を混ぜて満塁にし、岡に走者一掃のタイムリーを打たれた。この場面を切り抜けられないのは実力不足以外のなにものでもない。
投げた後に一塁側へ身体が流れてしまうフォームも気になる。荒削りと言えば聞こえはいいが、3年目でこれではきびしい。力いっぱい投げているのはいいけど、制球できている投げ方ではない。マー君直伝のスプリットを試す余裕もなかったようで...。

最後は渡辺佑。楽天の佑ちゃんだ。オフに高梨と自主トレしたことは先日のブログに書いたが、フォームも高梨によく似ている。というか身長がある分、高梨よりもしなやかな印象で最近サイドスローに転向したようには見えない。実にスムーズでいい感じ。
ロッテの成田翔もいつのまにかサイドスローになっていて驚いたが、成田のサイドスローにはスムーズさが足りない。たぶん寸足らずなのだ。

あとバッターではカズキのバッティングに注目していた。金森理論によるバッティングの変化を見たかった。けど、はっきり言ってよく分からなかった。意識だけの変化だろうか。。

あと村林。たしか昨シーズンのイースタン日本一を決めたときのMVPだった。これも特に変わった印象はない。いつもの村林だった。

和田恋もまぁあんなもんだろう…。

キャッチャーの石原は良かった。出てきて欲しいね。DHでもいいから。

*1:辰己、小郷、渡辺佳などなど