わしログ

ちな鷲じいさんのプロ野球観戦日誌です。

クローザーを完全に壊しちゃいました。いよいよ松井裕樹を持ってくるしかなさそうです。


M13−12E

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なんか勿体ない負け方になってしまったなあ。ガチガチに勝ちに行く手もあったように思いますが、そうはしませんでした。いろいろな戦い方や可能性を探りながら負けない野球を目指す、これも三木野球なのでしょう。
うまく表現できませんが、例えば、目の前の勝ちだけに執着するのではなく、次のゲームのこと、その先のゲームのことも考えながら戦略を考えていく、みたいな...。

3点リードで迎えた8回裏に森原をマウンドへ送ったのがまさにその象徴でした。クローザーとして完全に自信を失いかけていた森原にもともとやっていたポジションで投げさせてみたわけですが、これは森原の不調は技術的、身体的な面からきているのではなく、メンタル的なものから来ているとベンチは見ていたということです。
結果は完全な裏目に出てしまいましたが、ボール自体の強さはかなり戻っていたと思います。制球の乱れもあまりなかったので、井上に打たれた同点2ランは、森原が堀内のサインに首を振って投げ込んだストレートを井上が完全に読んでいた(狙っていた)ということでしょう。
フルカウントでしたから、あそこでボール覚悟の変化球に首を振って、ストライク勝負のストレートを選択したわけですね。経験の差なのか、余裕の無さだったのか。あそこで投げきれない(打ち取れない)ところが今の森原の限界です。ここを乗り越えられるかどうか、森原はクローザーになれるどうかの分岐点に立たされました。とはいっても、ここまでくると、森原を次の9回に送り出すタイミングは難しいなあ。
そのあとのシャギワも接戦で投げきれるまでの「気持ちのタフさ」はありません。押し出しサヨナラはなんとなく予感がありました。
ゲーム全般にコストかけすぎ。あそこまで盛り上げたら、ガチで勝ちに行ってほしかった。ものすごーく高い授業料についてしまいました。

さて、先発の石橋ですが、どうも良いんだか悪いんだか分からないピッチャーになっています。またもや先発が4回もちませんでした。大丈夫でしょうか、こんなで。先発がゲーム自体を作っていませんので、攻撃陣がいくら頑張っても、栓をしていないバスに水をはっているようなものです。栓を代えてようやく水がたまってきたかと思えば、また別の修理した栓で漏れ具合を試すような作戦をとるから、ふたたび水が抜けてしまった...みたいなゲーム展開でした。
石橋はキャッチャーの構えたところからシュート回転で甘いコースに入ってきたところを打たれてましたね。まだまだピッチングが若い。配球もそうですが、勝てるピッチングにはほど遠いイメージ。けど、代わるピッチャーがいない淋しい状況ですね。

小深田が渋いです。今回もトップバッターとしての役割をきっちり果たす活躍でした。9番の辰己と比べると、どっちがルーキーか分からない状況です。ま、辰己もまだ2年目なんですが、チームバッティングというのか、状況に応じたプレーができるという点で小深田の方がはるかに分かっているなあという感じです。自分の良さをいかんなく発揮している。辰己は「守備の人」と言われた昨シーズンのイメージを払拭したいようですが、どうも今のところはその(守備の人の)域を超えられていませんな。小深田とトップバッターを争えるレベルにはまだないという感じです。小深田がルーキー、辰己が2年目、すでに逆転現象が起きています。

さて、今日は涌井が先発です。実質的なエース登板となるゲーム。負けるわけにはいきません。昨日の美馬には「愛のムチ」をくれてやりました。今日の涌井では「古巣への恩返し」といきましょう。