わしろぐ

ちなわし爺さんのリタイア身辺雑記 / in 秋田

ぜんぜん進歩なし。2度めのチャンスであれでは松井友の先発は無理だろ...。

 はい5連敗。というより、今江監督になって「いまだ勝ち星なし」と言う方がリアル。
 先発・松井友の初回3失点が最後まで響いてしまった。松井友には初陣のときに3イニング、今回が4イニングと2度のチャンスを与えたわけだが、あれでは先発は無理だろう。調整うんぬん以前の適性の問題だな。
 初陣のときの印象は前回のブログにも書いているが、あのときからこうなる予感はあった。前回同様、今回も実際のピッチングは見ていないが、初回の3失点というだけで十分である。わたしの中の松井友に対するイメージはこれでほぼ固まった。



 残念ながら先発してゲームメイクできるピッチャーではない(センスがない)。力を発揮できるのはせいぜい敗戦処理的な場面ではないかと予想する。楽天にはこの手のピッチャーがこれまでにも数多くいた。いわゆるブルペンピッチャーといわれるピッチャーである。ポテンシャルは十分なのだが、それを本番でうまく出せない。
 この手のピッチャーは、例えばある一定のお膳立てがあったときなどに力を出すことがある。味方が大差で負けていてプレッシャーなく投げられるとき、炎上したピッチャーのあとに出ていったとき...。そこで監督・コーチは「(こいつは)使えるかも...」と勘違いしてしまうのだ。
 今回のゲームを報じたwebニュースの中にも「初回に3失点も2回以降は修正力を見せる...」などの見出しで書いている記事があったが、「修正力を見せる...」という捉え方自体が大きな勘違いなのだ。それなら今回の修正力が次の「立ち上がり」に生きるというのか...。「否」である。失点する前に踏みとどまれるか、軌道修正できるか、0で切り抜けられるか....、先発としての修正力、適性はまさにそこである。
 なので今江監督が松井友について「パッとしないですね。もうちょっと高いレベルに来てくれないと、1軍の戦力で考えると、ん?って感じですね」とコメントしていたのは正しい。ちゃんと見ているようで安心したw。