時間があったので、備忘録しておく。
田中が8月17日のゲーム後に取材を受けて自分のピッチングについてコメントしているニュース。
- 「大事なところで質のいい球を投げられるかどうか」
- 「甘くなっているスライダー、スプリットが打たれている」
ということですが、ま、分析というほどの内容でもありませんね。当たり前のこと、だからなんだ...、それができたら苦労しない、どうすればそれができるのか、そういうことです。
田中に限らず、打たれたピッチャーは、毎回、念入りに自分のピッチングを分析し、次の登板に臨んでいるはずです。
しかし、それがなかなか結果に結びついていかない。田中の場合ね。
....ということは、
- 分析そのものが間違っている。根本的なところが的外れ。
- 分析は正しいが、修正できる力がない。
簡単に言うと上の2つのうちのどれかということになりますが、どうでしょう。
で、田中クラスのピッチャーともなれば、2つとも当てはまることは、まず考えづらい。一番妥当なのは2つめ、「分析は正しいけれど、修正できる力がない」というところです。
で、この2つめの場合、「修正できる力がない」その原因がそもそも問題なわけで、例えば身体能力の衰え、どこかの故障ということになります。
前者であれば、もはや引退を考える時期ということだろうし、故障だとすれば、さっさと治療に専念すべき...となるでしょう。
で、たぶん、田中自身はすでに分かっているような気がします。それでももがき苦しんでいるということは、新たな手法、対処方法を探しているというところでしょうか。
少なくとも今までの対処方法では無理であることがだんだんハッキリしてきました。
村林が今江コーチからの「逆転の発想」のヒントをもらい、化けました。田中にも、まだこの手の可能性が残されているのか、また、アドバイスできる人がはたして存在するのか、そこですね。
アドバイスできる人ってねぇ....。