わしろぐ

ちなわし爺さんのリタイア身辺雑記 / in 秋田

開幕ローテレースの行方はまだ見えない...


12日のロッテとのオープン戦。先発のバニュエロスのピッチングは初見だったが、今の時期にあの程度で大丈夫だろうか...という内容。3イニング途中で68球6失点では使えないでしょ...。

この日サードを守ったフランコがバニュエロスの尻をグローブで叩く場面があった。傍目には「しっかりせんかい!」(星野仙一風に...)と気合を入れているようでもあったが、あれはおそらく「どんまいどんまい」というニュアンスだったのだろう。フランコは助っ人外国人の中の鈴木大地なのだ。

バニュエロスはメジャーではリリーフが多かったようだ。たしかにゲーム中の修正力はそこまで高くなさそう。失点しだすと止まらなくなりそうな脆さを見せたマウンドだった。(開幕ローテ)当確とまでは言えないかな。

その代わりと言ってはなんだが、3番手としてマウンドにあがった藤平が5イニング5安打無失点にまとめて、開幕ローテレースは俄然おもしろくなってきた。ま、無失点はたしかに立派で評価したいところなんだが、あえて苦言を言うなら5イニング96球はちょっと球数かけすぎだろw。
キレのあるいいボールを投げていたが、大きく抜けるボールもあったりで、やや安定感に欠けるピッチングにも見えた。それでも、5イニング無失点は先発投手には越えたい一つのハードルだから、これで藤平も開幕ローテレースのトップ集団にようやく追いついた印象はある。あとはこのままトラック勝負まで結果を出し続けるだけ。(今シーズンは)死にものぐるいでついていきたいね。目指すは6位入賞…ということだな。

石井監督の頭の中では、「田中、辛島、バニュエロス」というのが表ローテの第一候補だったろう。で、辛島のサブが早川、バニュエロスのサブが藤平という位置関係ではなかったか...。
しかし、ここに来て、2番手、3番手はサブが同じ線上に追いついてきた印象もある。このレースまだまだわからない。
その点、つけ入るスキを見せていないのが田中将大である。さすがに開幕投手を任せられただけのことはあるw。