わしろぐ

ちなわし爺さんのリタイア身辺雑記 / in 秋田

日本一はバファローズ

日本シリーズ第7戦

  • Y4−5B

王手をかけて第7戦に臨んだのはバファローズだった。このままの勢いで一気に優勝まで持っていきたい、そんな中で飛び出した太田の先頭打者ホームランはやはり大きかったね。

長い日本シリーズの歴史の中で、初の出来事だったらしいから、その価値たるや、一石二鳥、三鳥どころじゃないね。先発・宮城を乗せたことも入れたら一石四鳥くらいの価値ある一発だった。

そして、5回表のヤクルトのアンラッキーとエラーが招いた4失点も効いた。これでほぼ日本一は決まったかと思わせる展開だった。

しかし、このシリーズはなかなか予想どおりにはいかない。シリーズ2戦、バファローズの3点リードのいけいけ展開から9回裏に3点差を追いついて引き分けにしたスワローズ。この第7戦も8回裏に村上のタイムリーとオスナーの3ランでたちまち1点差まで追い上げた。

ただ、このゲームでは太田の先制ホームランの1点が最後まで効いた。9回裏のマウンドにあがったクローザー・ワゲスパックが能見ばりの全身ムチのような投球で3人シメにしてゲームセット。見事日本一を決めた。

とりあえず、言っておくか...。うしほー!!、日本一おめでとう。

シリーズの感想

初戦をアドバンテージであるはずのエース山本で敗戦、その後も山本を使えないという中で、バファローズはゲームごとに強くなっていった印象があった。

今回のシリーズを見ていて思った。レギュラーシーズンが終わって、強くなるための一番効果的な練習というか経験を積んでいるのは、やはりCS、日本シリーズと進んでいったチームなんだな...と。

強いチームはレギュラーシーズンを終えて、CS、日本シリーズと経験して更に強くなっていく。前のシーズンでAクラスだったチームとBクラスだったチームの強さの差はこんなところにもあるのだと実感した。

バファローズとの力差はレギュラーシーズンが終わった時点から更に広がった気がする。山本抜きでも勝てるバファローズになってしまった...。いやあ、来シーズンは更に手強い相手になった、困った...w。