わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

岸は炭谷とバッテリー組んでガッチリ!...という話。

F4−8E

ルーキー侍・伊藤大海を攻略

相手先発の伊藤大海は侍Jに選出されたルーキーだ。ルーキーとは思えない落ち着いたマウンドさばきで日本の金メダルに貢献したピッチャーの一人である。
で、オリンピック明け最初の登板を楽天戦にぶつけてきたか...と思ったら、どうやらそうではなかったみたい。直前カードのオリックス戦で登板する予定が雨で流れてスライドしてきたというのが本当のところらしい。マウンド度胸満点のルーキーもオリンピックでのリリーフ登板やスライド登板なども重なって、本来の調整が出来なかったようである。立ち上がりの制球に苦しんでいたところを楽天は畳み掛けた。初回から先制の3得点スタートはラッキーだった。

後半戦の岸はちょっと違う...

初回からラッキーな先制パンチを食らわしたかと思えば、楽天の先発・岸がこれまた前回同様に休養十分の絶好調ときた。とにかく制球が抜群だった。6回を97球3安打9奪三振無失点で日ハムを抑え込んだ。キャッチャー炭谷との相性がいい。サインどおりに投げるだけ、と信頼しきっているのでテンポもいいから日ハムの打者はキリキリ舞いという感じだった。
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牧田と福井がいまひとつ...

岸のあとは牧田、ソン、福井とリレー。ま、ソンはいつもどおりのピッチングで調整登板という感じだった。もちろん、無失点。
牧田は2失点だった。1イニングだけなんだが、以前のように簡単に抑えてくれるイメージが最近はなくなっている。緩急をつけたピッチングスタイル自体は変わっていないと思うが、バッターが合わせてくるようになっている。勝ちパターンでも点差がないときに送り込むのはやや勇気がいるような状況にある。
福井がクローザーだった。もともとボールに「強さ」があるピッチャーだから8回、9回あたりの適性をみているのかもしれないが、たぶん適性は後ろではない。せいぜい中継ぎだろう。あれこれ考えてしまう自滅型のピッチャーであるというのは前のブログでも書いたが、昨日の1イニングを見てもプレッシャーの中で投げさすタイプのピッチャーではない。

オコエがノッてきた

島内と炭谷のホームランなどもあり、終わってみれば8得点の大勝。オコエに2本のヒットが出ていた。オコエは何かヒットを打つ感覚を覚えたくさいね。難しいライトフライを好捕するいいプレーもあったし、かなりノッてきている感じはある。もともとはお調子者のはずだから、このまま一気に一度開花させてみたい。石井監督もこの機に便乗して大化けを狙いたいと思っているに違いない。楽天が喉から手が出るほどほしい右打ちなのもオコエには有利だ。

問題は涌井

今日は問題の涌井が先発だ。前回は2回でノックアウトだったが、ローテは崩さずチャンスを与えられた。この信頼に応えるのが男・涌井なのである。....というファンの期待に応えられるかどうか。なんかやってくれそうな気はしている。私の中の「このような信頼感」は則本のときにはないから不思議だw。*1

*1:則本ファンには申し訳ないが私の正直な感想であるw。