わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

ドラ1左腕対決は次戦に持ち越し...

先発の早川はこの日も雨男。でも安定感は変わらず。投げるたびに評価はうなぎ昇りである。
なんといっても好調ロッテ打線の主軸マーティンを完全に抑えていた。(マーティンを)3打席連続三振は前日のマー君(2三振、3打席めはライト前ヒット)をも越えていた。

ただマーティンの(3つめの三振の)あとの中村から3連打で2点目をとられた。そしてレアードに3ラン、逆転された。マーティン限りとはいえ「マー君越え」は完全な先走りであった。比べること自体それこそ「10年早い」わ...だったなw*1

ロッテ先発・鈴木とのドラ1対決はマウンドを先に降りることはなかったが、鈴木の黒星がレアードの3ランでいきなり早川の方に転がり込んできた。あの場面、「一発警戒」なのは早川なら十分に分かっていたはずだ。分かっていながらまんまと献上してしまったことになる。これがプロなんだなあ。厳しいね...。

7回裏。味方が同点に追いついて早川の負けも消えた。早川にとっても、鈴木にとっても「悔しくて苦い」ドラ1(同期)対決となった。この2人の勝敗は次に持ち越しである。

早川のあとを6回途中からリリーフしたのは安楽、7回も回跨ぎで。8回は福山。裏の勝ちパターン。イイ感じに回している。
ただ福山は相当あぶなかった。あのボールの抜け方、故障でなければいいが。茂木の超ファインプレーによるゲッツーに救われた。そして9回表を松井裕樹へとつなぐも、先頭の荻野に被弾(ホームラン)。結局これが決勝点となり楽天の連勝は途切れた。

早川も松井裕樹も一発警戒の場面での一発に泣いた。ここらへんは若さだろう。早川は並行カウントからの初球、松井裕樹はまんま初球の入りだった。
「無警戒だった」は言い過ぎだろう...。ま、四球でピンチを招き失点に結びついていたら「もっと大胆に」とか言うからね。もう少し慎重なアプローチはなかったか、とか言うのは簡単だが、2人には2人なりのテンポ、配球、呼吸があったと思うから、「1回(の失点)だけで、ごちゃごちゃいわれる筋合いはないと思います。」(石井監督のゲーム後のコメント)が2人の立場である。石井監督が代弁したわけだw。

1点勝ち越された9回裏。ほんとうは松井裕樹で負けがなくなった状態で迎えるはずだった。計画は完全に狂ってしまった。
しかし、このまま簡単に負けるわけにはいかない。小深田の代打に送られた小郷が「オッ」と思わせるレフトへの痛烈な当たりを打つもレフトに回っていた荻野がこれを追いかけながらのナイスキャッチ。

9回の荻野ひとりの攻守にやられてしまった感じ...。荻野、中村、安達、角中、マーティン、レアード...。この顔ぶれは改めて「かなり手強い」。


さて、今日からホークス戦。裏の先頭は岸からだが、月曜スタートなので2度飛ばしの瀧中が先発だ。明日からは元に戻って岸、則本と行くのだろう。
瀧中は間隔が空いたけど大丈夫だろうか。得意のゲームメイクを普通に見せられれば勝機はありそうだ。最初から飛ばして行けるとこまで行けということ。万が一には西口も控えている。

*1:この才能はあと3年くらいで越えるとは思うけど。特に根拠なし。