わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

瀧中でカード初戦を取れたのは大きいね...

H4−7E

今シーズン、ホークスにはまだ勝ちが無かった。それを裏ローテの3番手(月曜日のゲームという変則日程のため今回は1番手)瀧中がようやく初勝利に導いた。

その瀧中も立ち上がりは抑えのきかない高いボールが続いて苦しいピッチング。この日ファーストに入った内田の捕球エラーも加わってたちまち3失点という初回から壊れそうな展開で始まった。
私もそうだったが、楽天ファンの多くは瀧中が炎上した最初の登板を思い出していたんじゃないだろうかw。

ところが2回からは修正してきた。特に3回以降は初回と同じような高めのボールにホークス打線が押し込まれるシーンが目立ってきた。

で、味方が4回に1点返し、5回には3点返して逆転した。
5回の3得点では浅村に「ようやくホームランか...」というタイムリー2ベースが出てまず2点。(さっきの2ベースが)3ランだったら逆転だったなあ...と嘆く間もなく次の島内がしっかり浅村を帰して3点め、逆転に成功した。

この日の島内は浅村の後方支援、いや、残務処理をしっかりこなす大活躍であった。
7回のダメ押しとなる2点も2アウト2塁の場面で浅村が申告敬遠されたあとのタイムリー2ベースだった。「3番浅村、4番島内」という打順がフル稼働する展開になった。
ホークスの2番ギータ、3番グラシアル、4番栗原も相当恐いが、うちの2番大地、3番浅村、4番島内も結構イケてる感じであるw。

ホークス相手に逆転勝ちしたわけだから何も言うことはない...とこのへんで引き上げたいところだが、個人的に「喝」を入れておきたい選手がひとりだけいる。
それは内田だ。初回3失点のキッカケとなった捕球エラーはもちろんいただけないが、そのミスがプレッシャーになったか打席での様子が情けなかった。特に2打席め(4回表)のチャンスに空振り三振でベンチに戻るときだ。下を向いているシーンがテレビに映し出され思わず「下を向くな!」とツイートしてしまったよw。あそこで「キッ!」とピッチャーを睨み返して戻ってくるようでないと次の出番はない。石井監督はそういう監督だ(...と思うぞ)。
最初の打席と最後の打席こそラッキーな内安打で数字的にはなんとか格好がついたように見えるが、君に求められているのはやはりチャンスでの一発だ。その雰囲気がまだ出せてない。出せてないのかもともと「持っていないのか」。
動物園のゴリではダメだ。ジャングルのゴリにならないと...。石井監督もそういうところをきっと見ている(...と思うぞ)。

さて、昨日もリリーフ陣がグッジョブ。ホークスと並んで充実の中継ぎ陣であるが、6回の福山、7回のソン、8回の酒居、そして9回の松井裕樹と自分の仕事をしっかり果たした。ハラハラさせる内容だったかなんてこの際関係ない。このメンバーは失点さえしなければ任務完了なのだ。ただ投げているボールの見た目だけで言うと福山はやはりちょっと心配だ。いつまで「結果オーライ」が続くか...。元気のいい若いのが早く出てくることに期待したい。ブセをマウンドへ送れないのはベンチとしては誤算だろう。どうした?...。

あとバッターでは小深田だ。
トップを打つにはちょっと物足りない結果が続いている。昨日はエンドランのサインのおかげで運良くヒットを打てたが、自分のやりくりでヒットにできるところまでは上がっていない。好調岡島と打順を入れ替える手はあるかもしれない。ただそうなると下位のチャンスメーカーがいなくなるという悩ましい面も出てくる。
勝てている今はいじらないという選択が優先しそうだ。

カード初戦を瀧中でとれたのは大きい。あとは「岸と則本でどちらか一つ」とればいい(勝ち越し)。この状況は悪くない。というか精神的に楽w。で、今日の岸で勝てれば更に楽ちんになる(・∀・)。