余裕がない
松井裕樹のピッチング、相変わらず余裕が無い。毎回いっぱいいっぱいで投げている感じ。ストライクを取れるボールが限られるからピッチングが思うように組み立てられない。「限られる」と言っても、それさえもアバウトだ…。そこが致命的。
例えば。ファールを打たれたら普通はピッチャーがカウントを稼いでいるイメージなんだけど、松井裕樹の場合は粘られている感じになる。または打ち取れなかったイメージ。なぜならストライクが続かないから。すぐにフルカウントになるイメージ。打球が前に飛ばないとたちまち四球になるか、安打されるかの可能性が高くなるのだ。
短距離ランナーのイメージ
ストライクとボールがハッキリしているのでバッターも狙い球を待ちやすい。振ってくれない。打ち損じてくれない。そこが弱いなあ。
打ち取るか、ストライクを取りにきたところを狙われ安打されるか、四球かの三者択一(たまたま今回は四球はなかった。)。「たいがいそうだろう」と言う人には、イメージが上手く伝わっていない。私の文書力の問題。打たせて取る(打たされる)が無い。そんなイメージ。ここら辺のイメージは上の余裕がないにも繋がっている。松井裕樹のピッチングがゲームを作るイメージにならないのはそういうところに原因がある。
失点しだすとずるずる行ってしまうのはクローザーで失敗したときのイメージそのまんま。ボールカウントで遊べないからピッチングが単調になるのだ。
ピッチングの持久力はついてきているのかもしれない。けど、余裕の無い内容は相変わらずで、その意味では、先発タイプと明らかに違う。やっぱり短距離ランナーのイメージ。
毎回同じような愚痴をここで書く
今回も3回で降板。ハーフも走れない。球数60。いつものこと。降板後の反省コメントも毎回同じような内容なんだけど、いつになったらその反省項目を攻略できるのか。…って、毎回同じような愚痴をここで書いている気がする。
「先発転向は難しいものなんですね…」と実況のアナウンサーなんかがさも分かったようなことを言うけれど、酒居とか安楽とか、明日からでも転向できそう。松井はそもそも(プロの世界では)先発の型ではないのだと思うよ。無理くりはめ込もうとしてもなあ。
そろそろベンチも松井裕樹本人も気付くべき。というか、気付いていないはずがない。あとは誰が引導を渡すかだけ。やはり伊藤だろう。
連勝ストッパーと覚悟して観戦すべし
さて、今日は連勝ストッパーのエースが登場だ。「その覚悟」で観戦すればどんな展開になってもショックは最小限になるだろう。いい加減学習してきた今日この頃…。
あとこれね。清宮問題...
打率1割台…「清宮なぜ一軍?」 日本ハム内から栗山用兵に疑問符 | 東スポのプロ野球に関するニュースを掲載