わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

オリックスに3タテ、はどうにか回避。岸がようやく3勝目です。

  • Bs2−8E
岸が久々の3勝目

ナイスピッチングでした。7回91球4被安打2失点の内容はさすがでした。岸はこれまでも毎回ゲーム自体は作っているんですよね。ただ、ホームランによる失点が多くてなかなか勝ちに恵まれませんでした。今回も西村に一本は打たれましたが、そこから崩れませんでしたね。味方の援護もそれなりにあったし...。
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初回に先頭の島内が2ベースで出塁したものの、

2番フェルナンドの外野フライの間に島内が3塁まで進塁したのがやっとで、3番浅村、4番ブラッシュは犠牲フライすら打てませんでした。このイニング無失点...。いつものイーグルスを思い起こさせる嫌なスタートになってしまいましたね。

先制点は3回表。これまたフェルナンドの犠牲フライによるものでした。

フェルナンドは結構渋い仕事をしています。チームに貢献できているという充実感から落ち着いて打席に立てているのが良い結果になっているように見えます。

5回の3得点は下水流の2号ソロから始まりました。

下水流もフェルナンドと一緒で、結果が伴ってきたことで打席での集中力が高まっているように思います。

ホームランのときのベンチの出迎えも結構激しくて、下水流って意外とチームの人気者なんですね。これも徐々に調子を上げてきた要因ですね、きっと。

太田が2ベースといい仕事をしていました。

最初の打席のセフティバントも良かったし、「打てるキャッチャー」をかなりアピールしてきた印象です。堀内も勝負どころで打っている印象はありますが、これはウカウカできませんねw。

この日の打のヒーローは何と言っても島内でしょう。

5の3+四球とこの日一番のチャンスメーカーであり、ポイントゲッターにもなりました。浅村もダメ押しとなる9回表の3ランを含む5の3、この一打も大きかった。

こうしてみると、前日、前々日と打線が湿っていたのは相手ピッチャーのレベルということにもなるのでしょうか。山岡、山本の2マウンテンはやはりリーグを代表する好投手ということかもしれません。

ただ、これをきっかけに調子を上げて行ってほしいですね。特に浅村。ライオンとの対戦が多く残っているだけに浅村にかかる期待は膨らむばかりです。

あと、9回の浅村に打席が回る前の辰己のタイムリーについて。

2アウトからでしたが、ライト前の当たりはかなり浅く守っていたライトからバックホームであわやアウトというプレーでしたが、2塁ランナーのオコエ(下水流の代走)のホームでの神スライディングで間一髪セーフ。オコエの状況判断と咄嗟の身のこなし(身体能力の高さ)に舌を巻きました。

オコエ以外のランナーであればあれは完全にアウトでした。で、浅村の3ランも無かった...。島井も足のスペシャリストと呼ばれるためにはこれくらいの走塁を見せないといけません(最後は余計でした...。)。

ウィーラーが空回りしていますね。

このゲームでもお決まりのゲッツーでチャンスをつぶしていました。
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ハーマンと天秤にかけての起用ですが、まだ効果が出ていません。というか逆効果のようになっているのが気になります。

2軍ではプレーの調整というよりは気持ちの調整に当てていたとコメントしていたウィーラーです。

結果が出ないとますます空回りしそうだし、だからといって使わないわけにもいかない。使って結果を出してもらわないことには気持ちの調整になりませんので…。

実に悩ましい状況になっています。

さて、ロッテも勝ちました。

しかも勝ち方が良い、逆転勝ちでした。

よってゲーム差は1のまま変わらず。しぶといです。ま、相手も思っているかもしれませんが...w。