偉大な2人の選手からの共通の金言
楽天3位引地、田中将大は「ゲームで使ってきた人」 - プロ野球 : 日刊スポーツ
「偉大なおふたりが共通して言われていることなので、特に印象に残りました。まず自分の武器を磨くことを大事にしたい。」
これはドラ7ルーキーの小郷裕哉外野手のコメントです。
今では恒例になりましたが、楽天ではヤンキースの田中将大投手と入団したばかりのルーキーたちとの交流の時間が設けられます。楽天に入団したルーキーたちだけに与えられる特権ですねw。
その中で田中将大は次のようなメッセージをルーキーたちに送りました。
自分が何を評価されてプロに入ったのか。自分の武器を忘れずに
で、これと同じ内容のことを「NPB新人選手研修会」で元中日の岩瀬仁紀氏(44)も話したというのです。
「偉大なおふたり」とは、田中将大と岩瀬仁紀のことです。
この日は学校行事のため不在だったドラ1の辰己選手もNPB新人研修会では岩瀬さんの講演が一番印象に残ったと感想をコメントしていましたね。実績のある選手の経験談や考え方を聞くことは、ルーキーたちにとって我々が想像している以上に大きいことなのかもしれません。
質問に対する田中将大の答え(メッセージ)
田中将大とルーキーとの交流会はルーキーが田中に質問し、田中がそれに答える形で行われます。報道されている範囲内ですが、田中将大がルーキーたちに送った他のメッセージについても集めてみました。スポーツニュースで見つけたつど書き足しましたので順番はバラバラです。
ウェイトトレーニングは大事か?(育成2則本選手)
重要だけど、人それぞれ。合う合わないもある。僕も失敗して(確立した)今がある。どんどん失敗して、ストレッチやケアを含め、自分なりの方法を見つけてほしい
則本(弟)からの質問ですね。則本(兄)にも聞いたんでしょうか。そして、兄はどう答えたんでしょう...そこが気になりました。
どうやったら(13年の田中の)24連勝を超えて25連勝できるか?(ドラ3引地選手)
流れをよく分かった上で投げ、要所を締める。その日その日のベストを尽くす
引地選手はやけに目立ってますw。普通に「勝てる投手に必要なことは?」でも良かったところを敢えて挑戦的な質問にしていますねw。マー君も苦笑いしていたと記事にありました。でも、さすがにマー君、答えは丁寧で深いです。
日米の打者の違いは?(ドラ4弓削選手)
差し込まれても振り抜くパワーと技術
弓削投手は早くもメジャー志向かと思いきや、助っ人外国人バッターを想定しての質問だったようですね。
球速を上げるには?(育成1清宮選手)
むやみに投げるのではなく、理想のフォームで投げ込むかが大事
清宮くんは自分の武器がスピードボールだと思っているということでしょうか。
一流の捕手の条件は?(ドラ2太田選手)
研究熱心で周りが見られて試合をつくれる捕手が多い
一流の投手に一流の捕手の条件を聞く。太田くんはやはり只者じゃありませんね。研究熱心な面が質問にも出てますし、周りの期待に応える質問だったと思います。一流の投手が認めてこそ、捕手も一流ということですね。
さいごに
最初の方でも書きましたが、田中将大が毎年、仙台で自主トレを行いその年のルーキーたちとの交流の場を作ってくれることは、チームにとって何モノにも代え難いとても大きな財産だと思います。
田中将大という存在は、楽天に入団するルーキーたちには、大きな目標であり、リアリティのある可能性なわけで、楽天イーグルスという球団のイメージをかなり引き上げているように思います。
マー君が最後にコメントしていました。
僕が思うことを言っただけ。全てうのみにしてもらっても困るし、何か引っ掛かってくれればいい
ルーキーたちがマー君からのメッセージをどう自分の中に活かしていくのか、それも各選手の才能ということになりますね。不在だったドラ1の辰己選手にとっては少し勿体なかったかもしれませんw。
昨日はヤンキースの田中将大選手とルーキーたちが初めて顔を合わせました✨
— 楽天イーグルス (@Rakuten__Eagles) 2019年1月24日
それぞれの質問にひとつひとつ丁寧に答えてくださり、ルーキーたちも真剣な表情で聞き入っていましたよ😊
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