E8−2Y
お前は本当に松井友か?
先発の松井友が6回82球2安打2四球1失点とゲームを作って見事今季初勝利。昨日のブログにせめて3イニングはゲームを壊さずに投げぬいてくれと書いたくらいですから、わたしはこのピッチング内容をまったく期待していなかったし、予想すらしていませんでした。
数年に1回あるかないかくらいの「たまたま最高の日」が昨日の登板にぶつかったのか?、まじめにそう思っていますw。
交流戦限定なら効果ありそう
ミットを見る目の位置が途中で大きく上下するアンバランスなフォームでいつもはボールが安定せず四球の連発となるところです。マウンドでの雰囲気もいつもはもっと忙しないイメージがありましたが、昨日は落ち着いて見えました。
フォームは相変わらずですが、投げるボールが不思議と(ストライク)ゾーンからはずれません。しかも低めにコントロールされていました。逆球はけっこうありましたが、それもゾーンの中なので、逆に的を絞らせない効果がありました。
まるで松井友自身がゾーンに入ってしまったようなマウンドでしたね。
登板のたびにあの状態に持っていけるのであれば面白い存在になれるかも。正直、そこはまだ懐疑的です。ローテに入れるのであれば中6日空けて次はドラゴンズ戦。次も今日のようなピッチングを見せてくれたら、そのときは少し喜べるかな。交流戦限定でいいのでゾーン状態が続くことを祈りますw。
思い切って6番まで落としたのはファインプレー
攻撃は、ようやく浅村を4番からハズしてきました。6番まで落とした決断は今江監督の「最低限の仕事」でした。ゲーム後の監督コメント*1には浅村への気遣いというか配慮のようなものを感じました。
6番に落としても浅村は浅村、相変わらずノーヒットでした。ただ、6番に座っても得点圏にランナーを置いた場面で打順が回ってくる。そういう何かを持っている選手なのでしょう。結果は4番のときと変わらず。得点には絡めません。もう少しかかりそうです。
この日は9番からのチャンスメイクで6番に回る前に得点になっていました。打順の入れ替えはひとまず成功です。で、今日は4番に戻すのかな。浅村のご機嫌を伺いながらのオーダーはまだまだ続きそうです。
*1:「浅村の状態がなかなか上がらなくて。その後ろを打っている(鈴木)大地と(渡辺)佳明はすごくいい形で打っているので、打線の流れを考えながら浅村の状態を戻してほしいという思いだった」