わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

塩沼亮潤さんの講演会に行ってきました。

www.jigenji-sendai.com



仙台の方だったんですね...

カミさんと2人で行ってきました。

ほぼ定刻どおりに開演。ざっと見た感じ、ご年配の方ばかりでしたが、ほぼ満席状態、想像していた以上に盛況でした。

で、講演の冒頭。仙台のことをいろいろお話されるのですが、やたら仙台のことが詳しいし、仙台でいろいろな活動をされているようで嬉しく思っていたら、なんのことはない、大阿闍梨さまは、仙台出身で、現在も秋保のお寺の住職をされている方なんですね。

千日回峰行のお坊さん

ま、この程度の知識で講演会にわざわざ足を運んだのは、やはり「千日回峰行」という苦行を達成したお坊さんというところに興味があったからです。どれだけすごい苦行かというのは、その中身を説明するよりも、「1300年の間にたった2人しか達成できた人がいない」ということだけ聞けばなんとなくですが、想像がつきます。私がそうでしたからw。

ま、行の詳細を知りたい方は、こちらを参考にしてください。

ま、こんなもんでしょう

失礼な言い方になるかもしれませんが、実は、もっと重厚な印象の方を想像していました。ところが、舞台でお話されているときの印象は、いたってソフトでごくごく普通のお坊さんでした。

講演の中のお話も、もっと「千日回峰行」のときのことをお話されるのかと思っていましたが、そうでもありません。どうやら、この講演会自体が毎年開催されるものらしく、そのときそのときのテーマを設けてお話されているようでした。で、今回のテーマは「心をひらく、聞く力」ということですね。

心を閉ざしてはいけない、周りにもっとオープンになれ。そのためには人の話を親身になってよく聞くこと。ざっと、こんな感じのお話だったと思います。
ま、これまでにも色々な方からよく聞かされてきたことなので、特別新しいという印象はありませんでしたが、ま、改めて思うところがあった...という意味で有意義な講演会でした。

阿川佐和子さんが良かったです

あと、特別ゲストで出てきた阿川佐和子さんが良かったです。大阿闍梨さまと阿川さんとの対談のコーナーが、ま、この講演会の一番面白かったところかも。私的に、ですが。

阿川さんって、やっぱりすごいです。場をしらけさせない話術や、相手から話を聞き出す話の振り方、切り返し方、話の切り替えのタイミング、それはもう「プロ中のプロだわあ...」と思わず唸ってしまいました。

あの安心感はなんでしょうね。気まずくなるような変な間(ま)が一切なくて、心地よく時間が過ぎてゆく、みたいな。見事な進行ぶりでした、ゲストなのにw。阿川佐和子トークショーでもあったら行ってみたい、一発でファンになってしまいました。

大物を目の前にして平気でいられる方法

阿川さんはたくさんの著名な方、一般的に大物...と呼ばれるような方々と対談してきたわけですが、そんな方達と普通にやり取りする方法は何ですか、という話題になったとき、

彼女は

「相手の小学生の頃をイメージして、その子を相手にしているイメージでやってるかな…。」

みたいなことを仰っていてとても興味深かったです。
なるほど、タケシさんにもタメ口聞けるわけですなw。