わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

さぁ、ここからは一発勝負、ということは、もう、松井裕樹の出番はないね。


WBCは昨日のゲームから準々決勝ラウンド。負けたらそこで終わりのトーナメント式になり、初戦はイタリア。イタリアと野球って私の中ではあまり結びつかなかったけれど、いろいろ情報を拾ってみると、現役メジャーリーガーをけっこう揃えているチームなんだな。自国の野球リーグからの選出というよりは、イタリア系アメリカ人のチーム、現役メジャーリーガーも多く揃える強豪国なのだった。ま、例えていうならヌートバーのイタリア版のような選手が多いチームということだろうw。

それにしても予想していた以上に盛り上がっている印象のWBC。我がオフィスでも、普段はプロ野球の話題にほとんど入ってこないメンバーまでがやれヌートバーがどうのこうの、イタリア代表がなんだかんだ...。野球ファンがここ1週間のうちに一気に増えた印象である。国際大会になると俄然関心が高まる心境ってなんだろうね。うちの母親なんかはプロ野球にはまったく興味を示さないけど高校野球(甲子園)になると朝からずっと観ている。これもまた野球ファン。共通するところがありそうだw。

先発の大谷が初回から吠えまくっていた。例えて言っているわけではない。実際に「エッイ」とか「ヤッ」とか「ウッ」とか、投げるたびに奇声を発していた。そんなに力まなくても...というくらい力が入っていたが、「魂がこもったピッチング」だとか「チームを鼓舞している」とか...、ま、この選手のやることなすこと、すべて高評価、好評価につながるから...。MVPは伊達じゃないし、オオタニは本物のメジャーリーガーは今や誰もが認める常識なのだw。その大谷も5回途中71球2失点2アウト1、3塁として伊藤大海にスイッチした。

2アウト1、3塁のピンチの場面で大谷よりも頼りになるピッチャーとなると、もうこの人しかいない。元・日ハム監督だった栗山さんが選んだのは伊藤大海だ。そして伊藤の強心臓と器用で対応力抜群の特性がその期待にしっかり応える。さすがの仕事ぶりだったね。伊藤大海をクローザーに使いたい新庄監督の気持ちが痛いほど分かる投げっぷりだったw。

このあと、不振の三冠王・村神様にもタイムリーが出て3得点、7−2と5点差にした。そして、侍Jは今永、ダルビッシュと惜しみなくつぎ込んで逃げ切り体制に。いやあ、なんと贅沢な継投なんだ...。松井裕樹の出番はもうありましぇーん。

夜10時を回ったところで9−2と大量リード。こうなったら逆転はないでしょう、ねる...。*1

*1:ちなみに、結果は9−3で日本勝利