趣味はナイター観戦w
シニアライフにも刺激的なシーズンの到来である。プロ野球ナイター観戦、缶ビール片手にテレビ観戦はオヤジの定番だ。そのプロ野球が昨日開幕した。昨日のブログにも書いたとおり、仕事をとっとと切り上げ、速攻で帰ってきた。エスコフィール北海道のオープニングセレモニーの関係でプレーボールは18時半から。十分に間に合った。テレビの前には買ってきた缶ビールと枝前、柿ピー、サラダステック、そして飲みかけの日本酒を用意、準備は整った。あとは勝つだけ....とw。
観戦日誌
F1−3E
新戦力
昨シーズンの対楽天戦の防御率1点台の天敵・加藤から3点取ったのだから上出来のスタートと言っていい。原動力になったのが新戦力のホームラン攻勢。伊藤裕季也のソロとフランコの2ラン。右打者の活躍が目立っていたね。
伊藤は内角ストレートに課題がありそうだが、あのパンチ力と勝負強さは魅力、非常に楽しみ。守備でもいいところ見せてたし。ルックスがとにかく良いw。
フランコは「モノが違う」という感じ。いつも助っ人外国人ではハズレクジばかり引いてた印象だったが今回は当たりだね、間違いない。
中日から来た阿部ちゃんも結構打ちそう。その反動で浅村のノーヒットは少し目立っていたかも。ま、まだ始まったばかりだから良かったところだけ喜ぶことにする。
先発
先発の田中はさすがのピッチングだったが、昨年までのトラウマか、正直、安心して見てられるというところまでではない。
いつ一発浴びるかとヒヤヒヤしながら見てた場面もあった。特に5回6回だね。イニングが進むと制球が怪しくなるところに、やはりフィジカル面の衰えを感じずにはいられない印象は持った。ま、こちらもまだ始まったばかり。開幕戦という特別なマウンドだったことと、実戦での身体になるのはこれからと考えれば、ぜんぜん問題なし。
リリーフ
リリーフ陣はソンも西口も強いボールを投げてたから一安心。鈴木ソラも開幕と新球場初戦という異様な雰囲気の中でしっかり結果を残せたのは良かった。出だしの良いイメージは、長いシーズンを戦っていく上ですごく大事なことだから。
最後は松井裕樹が締めたが、どんだけこういう場面でのマウンドに飢えていたか…、というくらい強い思い入れを感じさせるピッチングだった。WBCの大谷を思い出したよ。あのマウンドを見ただけでWBC選出が無駄でなかったことがよーく分かったw。
気になった
NHKBS1での観戦だったが、解説の梨田さんが、7回表の攻撃で山崎が見せた盗塁を盛んに気にしていた。つまり、前の打席でホームランを打っている伊藤のところで、いきなり初球から盗塁を仕掛ける意味がわからんというのだ。結果がアウトだったから、なおさら印象が悪かったようで、最後には今後の改善点としてあげるコメントまで残していたw。
ただ、私が思うに、梨田さんの指摘がセオリーだとしたら、石井監督はあえてセオリー破りをしたようにも思う。あのときのキャッチャーからのセカンドセカンド送球は、もうそこしかないというところに来てようやくアウトのタイミングだった。普通ならセーフでチャンス拡大となっていたろう。
仕掛ける場面でなかったという梨田さんの判断も理解できるが、そこは監督の色が出ていいところのような気もした。監督業専念の3年め石井采配にはちょっと期待しているw。
エスコンフィールド北海道について
新庄監督や選手たちがゲーム前のインタビューの中で盛んに世界一の球場とコメントしていたのが印象的だった。たしかにデカいイメージはあったが、いざゲームが始まってみるとファウルグランドがやっぱり狭いなあと感じた。ちょっとプレーが窮屈に見えた瞬間があったのは私の感想。実際にプレーした選手たちの感想も聞いてみたいところだが、いちプロ野球ファンとしては、行ってみたいなあと思わせる魅力ある球場にはなっていた。なによりドーム球場というのがね、いいよね。開閉式でしょ、天然芝らしいし...。オープニングセレモニーを見ていた楽天選手たちが何を思っていただろう...とか想像していた。やはり「うらやましい」というのが少しはあったのかなあ...とかねw。
ドーム球場が主流になっていく中、いつだったか野球雑誌に前ロッテ監督・井口さんのインタビュー記事が載っていて、そこで「好きな球場」を問われ、宮城球場(今の楽天モバイルパークね。)をあげていたのが嬉しかった記憶がある。監督としての勝率がどうこうという視点ではないよ、あくまで野球選手として、プレーする球場としてという視点だったと思う。