ファン心理
炭谷のリードについての評価がいろいろ飛び交っている。一番の興味は太田との違い。もっと言えば「太田より上かどうか」ということになる。もちろん下であるはずがない。が、それを誰かにハッキリ言って欲しいのだ、それがファン心理というやつだ。炭谷が太田よりも上となれば、すなわち太田と組んでなかなか勝てなかったピッチャーたちの勝てる可能性が炭谷と組むことで高くなるという寸法である。
さすがにバッテリーを組んだピッチャー(田中や松井裕樹や岸ら)が直接「どっちが上」などと言えるはずもない *1から周りでとやかくいうしかないのである。
監督コーチの評価
で、炭谷のリードについて
- 石井監督は「雰囲気のある(リード)」と表現し
- 小山コーチは「安心感のある(リード)」という言い方をした。
おそらくもっと詳細な解説もできる2人だとは思うが、そこには企業秘密もあるだろうから調子に乗ってペラペラ喋るわけにもいくまい。いずれ太田との比較から出たコメントであり、2人とも元ピッチャーとしての目線からの感想だから、やはり太田とは一味違うという評価になるだろう。
昨日のブログにも書いたが、「初物ピッチャー」と組ませてみると一番わかりやすく違いが出るような気もするが、どうだろう。
楽天ライオンズvs本家ライオンズ
さて、今日からいよいよホームで「本家ライオンズ」とのカードが始まる。先発は涌井だが、たぶん先発マスクは炭谷だろう。なんかわくわくする対戦カードになりそう。
炭谷がキャッチャーだと向こうが嫌だろうね。特に(炭谷と)一緒にプレーしたことのある選手は。自分の弱点を見透かされそうな不安があるんじゃないだろうか。
炭谷にとっての最初のライオンズ戦が楽天のホームになったのはラッキーだった。敵地であればどんなヤジが飛んでいたことか...。
昨日のブログにも書いたが「楽天ライオンズ」上等じゃないか。プロのチームは強ければいいのである。
蛇足
ただね、念のため一応言っておくと、涌井はロッテからの移籍だし、炭谷はGからの移籍なのだ。「楽天マリーンズ」とか「楽天ジャイアンツ」とか言われるならまだしも(この2人に関しては)「楽天ライオンズ」とも言い切れないのだよ。しいてライオンズを言うのであれば、「楽天最初はライオンズ」くらいのニュアンスなんだろうw...。
*1:ちなみに岸は「自分の特徴は覚えているので任せた、懐かしい感じはあった」というコメントだったね。