わしろぐ

ジジイのプロ野球観戦雑記です。身辺雑記もあるよ。/ in Sendai

楽天の強化試合になっていたなw

侍J3−5E

1か月ぶりの実戦(早川)

1ヶ月ぶりの実戦登板だった早川の立ち上がり。制球に苦しんでいたのは明らかだったけど、ボールの切れ自体もシーズン序盤に比べてだいぶ落ちている印象だった。早川自身課題にあげていた「疲労で落ちていた筋力を戻す調整」はまだ途中段階なのだろう。その感覚を確かめるように投げていた感じだ。
初回にいきなりの3失点は、早川の持ち味である「ストライク先行」のピッチングになっていなかったからだが、2回以降は修正してゲームを壊さなかったのはさすが。侍j相手で舞い上がっていた、...みたいなピッチングではなかったので心配ないだろう。早川はどこまでも早川で、自分の課題をぶれずに見据えながら投げていたように思う。後半戦に期待。

ラストチャンス?を生かす(オコエ)

このゲームで最も注目していた選手がオコエ瑠偉。昨日のブログでは「ラストチャンス?」と書いてみたが、そのチャンスを持ち前の「勝負強さ」でしっかり生かしたのではないかな。2打席めの2ベースはシャープに振り切ったナイスバッティングだったし、そのあとの走塁も良かった。ワイルドピッチの間にすかさず3走を決めたが余裕があったし、このチャンスメイクを茂木が犠牲フライでしっかり得点に結びつけた。オコエの良さが出た得点シーンで石井監督の印象もグーンとアップしたはずである。3塁上でコーチと会話を交わしているオコエの様子に、なんかひたむきさを感じたのだが、あれは親の欲目かもしれないw。
3打席目は1アウト3塁の場面だったから最低限の外野フライくらいは打ってほしかったが空振り三振、仕事をさせてもらえなかった。相手ピッチャー青柳の上手さにやられた。

強化された助っ人(ディクソン)

このゲームで猛打賞だったのが助っ人ディクソン。いい感じに打てるようになってきた感じ。しかも相手は侍jのピッチャーだから大きな自信にもなっただろう。昨日の強化試合で最も強化されたのは助っ人ディクソンだったかもしれないw。

俺もサムライに入りたかった(松井裕樹)

9回表のマウンドに侍jの山崎が上がって楽天打線を抑えた。そのあとにマウンドにあがったのが侍j入りできなかった松井裕樹である。侍jのユニホームを着たこともあって楽天の中ではだいぶ前から侍入りをアピール(熱望)していた選手の一人だったから色々思うところもあったはずだが、松井劇場(激情)とならずに侍バッターを冷静に抑えてみせた。これも経験、成長したな...。

さいごに

侍jの強化試合なんか正直どうでもいいと思っていたが、その相手が楽天となれば話は別だ。若手中心のオーダーで臨んだあたり、さすがに石井監督である。失敗しても相手が侍ならいい経験になるし、成功すれば大きな自信になる。当たって砕けろの開き直りも良かったのだろう、楽天の方が侍jよりも「いい野球」をやっていた。結果はスコアどおり。

ラストチャンスと思われたオコエもさすがのアピールだったし、最近少し見直している村林もタイムリーを打ってしぶといところを見せた、グッジョブ。そして何より助っ人ディクソンが良かった。というか、ディクソンにとって良かった。昨日のゲームはディクソンの強化試合だったと言ってもいいくらいであるw。

ただ、炭谷が来てから影が薄くなっている感じの太田は、もう少しバッティングで「太田らしさ」をアピールできるようにならないと炭谷のライバルにはなれない感じがした。リードだけでなくバッティングも含めてプレーに「太田!」が見えてここない...みたいな。

最後に、2試合しかない強化試合の相手に楽天を選んでくれて本当にありがとうという感じ。あとは侍Jをしっかり応援したいと思う。がんばれニッポン...w。