大地、楽天でも背番「7」 辰己は「8」に変更「“伝説の番号”にしてきたい」― スポニチ Sponichi Annex 野球
古巣の背番号を用意することは、プロ野球選手に対する最高の「おもてなし」なのかもしれません。簡単に言うと、
大歓迎します。
という意思表示。
上の記事にもあるように、思いつく限り、楽天は移籍してきた大物選手に対してすべて古巣での背番号を用意しています。
- 松井稼頭央 7*1
- 今江 8
- 岸 11
- 浅村 3
そして
- 鈴木大地 7
割りを食った形は、昨年ルーキーでいきなり「7」をもらった辰己涼介。ま、割りを食ったといってもまだ1年めのルーキー、それに「8」への変更なので、決して「8番に降格」というイメージではないです。
でも、当の辰己にとってはどうでしょう。やはりちょっとは「奪われた感」があるのではないでしょうか。あくまで私個人の想像ですけど...。
ま、辰己本人は「8番こそが自分の番号」というような反応を示していたようです。それ以外の反応もしづらいところではありますが。
それに相手が鈴木大地とくれば、それこそ「格」の違いに納得するしかないような気もします。「そうだ、『8番』をいずれは自分にとってのそういう番号にしよう」と考え方を切り替えているあたり、辰己はさすがだと思います。
ということで、最近は背番号に関する話題ばかり書いている気がします。今回は野球選手が移籍したときの相手チームの歓迎度合いは用意される背番号で分かるという切り口でしたw。
ところで楽天からロッテへ移籍する美馬にロッテは何番を用意したのか興味がありましたが、どうやら楽天で今シーズンから付けていた「15」を用意したようですね。
ま、用意したというよりは、もともと「15」を付けていた関谷亮太投手がこの10月に戦力外になったため、空き番号になっていたということのようです。それでも美馬に対するロッテの歓迎度は楽天の鈴木大地に対するものとほぼ同等と考えて良いでしょう。
*1:入団当初は「初心に返る」という本人の希望で西武入団時と同じ「32」でした。