F2−2E
エース涌井を擁しても引き分けが精一杯。それが今の楽天イーグルス。ただ、元エース、エース、wエースと立てて、1勝もできずに終わるわけにはいかない。今日の岸でなんとか1勝しておきたい。
最大のライバル、ロッテ。新型コロナ感染で戦力大幅ダウンと聞いていたが、昨日のスタメンを見ると、ほぼレギュラー格の選手で戦っていた。そこまでの影響はないのかもしれない。結果的に勝ちゲームだったようだし。
それに比べてコロナの影響はない我がイーグルスだが、それでも戦力的にはだいぶダウンしている印象で、かえって感染した想定で新しい戦力と大幅に入れ替えしてみたいくらいである。
- 例えばロメロなどは、下手に実績がある分だけ、戦略的に頼ってしまいがちだが、結局ぜんんぜん戦力になっていない、みたいな。ここらへんの見極めが今のベンチには無理そう。
- 先日のブログには「サブちゃんの経験を生かしたい」みたいなことを書いたが、そもそも投げているボールが経験を生かせるレベルにまだないようだ。なので、勝ちパターンで使うのはかなりリスキーっぽい。
- 和田恋はあまりにムラのある打席で頼りにならない。バッティング自体、当たれば飛ぶスタイルなのだが、その確率(対応力)が限りなく低い。代打で使って期待に応えてくれる確率は宝くじの当選確率よりも低そうだ。
- 辰己は「守備の人」と割り切って使うのだろう。バッティングは和田恋よりはマシというクラス。
- 石原は涌井との組み合わせでガッチリという印象だが、バッティングはかなりガッカリ。太田に比べると戦力ダウンは否めない。
- そして小郷。この選手も今ひとつ(物足りない)。勝ちパターンではどさくさで結果を出すが、肝心なシーンできっちり役割を果たせる雰囲気はまだない。今のチーム状態なら渡辺佳明の方が「もしかしたらもしかする」感あり。
- それからカズキの守備が荒いのが気になる。かなりラフ。辰己なら捕れていたかな...、という打球も結構あったり。センターをカズキにするか、辰己にするか、ここらへんが悩ましい選択だ。昨日のゲームでの辰己のファインプレーは結果オーライ。
ということで、昨日のゲームは三木さんが「持っていない」割によく負けなかった...というラッキーなゲームだった。やはり涌井様がゲームをしっかり作ってくれたことが大きい。