E2−1L
マー君が日本通算100勝目をあげた。これでようやくマー君が帰ってきたと実感できたような気がする。100勝目というのは実に区切りのいい数字だ。ニュース的にも良いとは思うが、私なんかは「そうかあ...、99勝めで海を渡ったのかあ?....」みたいなところが正直あったりw。
ただこの1勝は今シーズンのチームにとってあとあと大きな意味を持つ勝利になるはず。まさに今シーズンはこれからスタートだ \(^o^)/。
マー君が「神の子」と呼ばれたほかに「不思議な子」とも呼ばれていたのは、彼が投げるゲームではなぜか攻撃陣もよく打つというのがあったと思うが、今シーズンの現段階に限っては、残念ながらその徴候はないw。
その代わりに昨日のゲームではファインプレーが結構出ていた。初回の先制点以降パタッと得点が止まってしまったわけだが、1点差まで追い上げられながらもファインプレーでもってこの1点を最後まで守り抜いての100勝目だった。これもマー君が神の子だからなせる業(結果)だったのだろう。
ということで、神の子に味方したファインプレーの数々を書き出してみた。
神の子に味方したファインプレー
- 辰己のファインプレー
1回表の先頭打者がセンターへの大きな当たり。これを辰己が追いながらのナイスキャッチ。マー君も思わず拍手した。ここから源田、森のうるさいところを二者凡退に討ちとりうまく立ち上がれたのだった。
- ディクソン1人でwプレー
2回表、先頭の中村をヒットで出塁させ0アウト1塁で次の栗山が強烈なファーストライナー。これをディクソンが前に弾いたが、1塁へ戻ろうとした中村にタッチ、1塁も踏んでwプレー。順番が変にはなったがwプレーには違いない。これも大きかった。
- ディクソンのファインプレー
マー君をリリーフしたソンの7回表のピッチング。この回の先頭中村がヒットで出塁するも次からの2人を2アウトに。そして迎えたスパンなんとかという外国人の強烈な当たりをこれまたディクソンがナイスキャッチ。新・助っ人のディクソン、バッティングだけじゃなくて守備も相当使える感じだ。
- 太田のファインプレー
そして8回表。マウンドは酒居。先頭を四球で出塁させて嫌な空気が流れたが、次のバッターのバントを太田が素早く2塁送球。2−6−3のwプレーにした。これで酒居が救われ、同時にマー君の100勝めも救われたのだった。
- 村林のファインプレー
そして9回表の松井裕樹。先頭は「出したら煩い」源田だったが、三遊間へ上手く打ち返された打球を代わったばかりのサード村林がジャンピングキャッチでアウトにした。これは松井を助けた超ファインプレーだった。村林が神々しく見えたw。松井も救われたが、もちろんマー君の100勝目も救われたw。
マー君のこの日の数字に思ったこと
6回68球3安打1失点。68球って、...もっと投げてよ!と私なんか思ったわけだが、6回表が終わり石井監督はベンチに帰ったマー君といきなりグータッチ。あらららら。もう代えちゃうの?という感じだった。
石井監督もいろいろ考えるところがあるとは思う*1。でも特別扱いはどうよ...と私などは思うわけだな。涌井には8回まで投げさせるのに、マー君は6回で「はい、ご苦労さま...」というのはなあ...。年俸分働かせろよ...とか思ってしまうw。
それに1点リードでマー君をマウンドから下ろしてしまったら後のピッチャーたちのプレッシャーたるや半端ないだろうとか思うわけだ。
バッターはマー君を勝たせるために「打たなくては」とプレッシャーを感じ、ピッチャーはピッチャーでマー君を勝たせるために「1点リードを守らなくては」とプレッシャーを感じる。「マー君効果」ってそういうことじゃないだろ...みたいな。
ただ、そこはさすがに神の子。野球の神様は野手たちにファインプレーを連発させてマー君の100勝目を守ってやったのだった。私にはそう見えた(・∀・)。マー君、神の子、不思議な子....は健在である。これでチームは落ち着くだろう...。
今日は早川。ある意味、マー君以来の純正エース候補だ。マー君100勝目のあとのマウンドで勝ち越しを決めるピッチングを見せたい。
*1:メジャーからのプロ野球復帰には、同じ経験をしたことのある石井監督だから理解できる難しさがあるのだろう...みたいに解釈しています(・∀・)。