わしろぐ

ちな鷲じいさんのプロ野球観戦ログと身辺雑記

4点差が「楽勝」ではなく「大プレッシャー」になるのが藤平尚真ですw

  • E6−7M

4点リードで迎えた9回表にマウンドへ送られたのはクローザー藤平でした。登板間隔が空いていたことを考慮した起用だったと思いますが、この「勝って当たり前」の楽勝シーンがかえって藤平にいつも以上のプレッシャーを与えた可能性が高いですね。先頭を四球で出塁させると、そこから連打されまさかの5失点、ワイルドピッチで逆転を許したところで降板となりました。

藤平はクローザーとしてのポテンシャルは十分、だれもが認めるリーグを代表するクローザーになったと思います。ただ、メンタルにアキレス腱があります。考えすぎから自滅するツボを持っている。1点差ゲームのような接戦にはだいぶ免疫ができてきましたが、昨日のゲームのような「勝って当たり前」という展開では逆にプレッシャーが大きくなる。自分から大きく大きく膨らまして、そして耐えきれずに破裂してしまう。

三木監督がこのアキレス腱を知らないはずはありません。先頭を四球で出塁させたときに「悪い虫が起きてきたな...」と気づいたはずです。しかしあそこではさすがに代えられません。ここを越えないと、越えさせたい、越えてくれ、監督の思考としては当然の流れです。それがまた藤平には重かったのかもしれませんw。ここは自分で乗り越えないといけない。どこまでいっても自分への責任ととらえてしまう。笑いごとではなく藤平のようなタイプにはそういう思考傾向があるのです。

久保裕也投手コーチがリリーバーの心構えを聞かれ、「どんな結果になってもすべて自分を起用した監督、コーチの責任と思えばいいのさ」みたいに答えていたのを覚えています。藤平にはこの思考、開き直りが必要だと思いますね。

今回の負けは藤平には相当堪えたでしょう。クローザーが4点リードのゲームを壊したのですから。ただ長いことクローザーをやっていればこういうゲームが一度や二度は出てきます。大事なのは引きずらないこと。今回の負けが藤平をさらに一回り大きくしてくれることを期待して「高い授業料」だったと割り切ることにしますw。