わしろぐ

ちな鷲じいさんの身辺雑記です。

久々の秋晴れと小犬ちゃんの運動不足解消のために、クマ警戒の引きこもりを〈思い切ってやめてみた〉。

お題「思い切ってやめてみた事」

10月23日(木)

朝方は霧がかかり数メートル先も見えないくらい視界が悪かったが、昼が近づくにつれてだんだん晴れてきて、午後には久しぶりの秋晴れになった。

地元紙の朝刊には、毎日「クマの目撃情報」が載っている。それによると、ここ1週間くらい実家のある町内での目撃情報はなかったようだ。そろそろ大丈夫かな、ちょっと怖いけど、思い切って小犬ちゃんを散歩に連れ出した。

最近はストーブの前から離れなかった小犬ちゃん、散歩もしばらくしていないし、運動不足でストレスが溜まりに溜まっているころだw。

散歩コースはいつもの4分の1くらいの距離にして、クマの姿を警戒しながら見晴らしのいいコースだけを選んでショートカットを繰り返し歩いた。距離は4分の1だが、小犬ちゃんが立ち止まって盛んに匂いを嗅ごうとするときは待ってやった。運動不足は解消できないかもしれないが、ストレスはだいぶ発散できただろう。...と、少なくとも飼い主は自己満足w。

ただ、クマはやっぱりこわい。クマが出たときの防御姿勢(対策)をイメージしながら歩いた。こんな感じ。目撃したときは、大声を出してはいけない*1。クマから目はそらさず、クマに背中は見せず、後ずさりしながら離れる。いよいよダメだなと思ったら、小犬ちゃんを腹の下に隠して自身も首と頭を手で覆いながら伏せる。

問題は後ろから不意に襲われたときにどうするか。「見晴らしのいいコース」を選んだのはそのためだ。ときどき後ろを振り返りながら歩いたw。犬の散歩も命がけだ。秋晴れの中の散歩もぜんぜん気持ちよくなかったw。

*1:車に乗っていて遭遇したときも、クラクションは鳴らしてはいけないらしい。ついついクラクションで脅かしてやろうと思いがちだが、逆効果の場合が多いという。車の中でクマが離れていくのを静かにジッと待つというのが正解だそうだ。