わしろぐ

ちな鷲じいさんの身辺雑記です。

まさか瀧中がリリーバーを休ませてくれるとは思いませんでしたw。

  • E7−0H

先発の瀧中は9回112球4安打無失点。プロ6年目での初完投は初完封になりました。無四死球というのがやっぱり光っていますね。前日の古謝のピッチングもそうでしたが、「四死球を出さない」でゲームメイクができるかどうかは先発投手の調子のバロメーターであると改めて思いました。

ゲーム後に三木監督が「先頭打者への1球目を見たときにやってくれるんじゃないかと思った。」というコメントを出していたので楽天TVの録画で見直してみましたw。周東への初球ですね。外角低め、ゾーンぎりぎりのストレートでした。三木監督はこの初球を「思いのこもった非常にいい初球」と表現しましたが、「思いのこもった」の意味が私にはよくわかりませんでした。単にアウトローへのナイスボールを初球に投げられた、そういうことではなかったかと。先発は立ち上がりが一番むずかしい。その初球で最高のボールを投げられた。この日の瀧中の調子の良さを感じたのかな、そう思いました。

昨日の瀧中であれば、1点あれば勝てたわけですが、味方打線は7点も取ってくれました。ピッチャーがテンポよく投げれば味方打線にも勢いが出る、投打の関係とはそういうものなんですね。投打が噛み合うとはよくいったものです。

攻撃では黒川がいいですね。この日も先制打を含む3安打。バッティングフォームなどに大きな変化は感じませんが、今シーズンの黒川には「勝負強さ」を感じます。打って欲しいところで打ってくれる。
そのひたむきなプレースタイルから毎シーズン期待する選手として名前があがるのはいいのですが、いつも途中から消えてしまう選手でした。ところが今シーズンは一味違う。しぶとく打ち続けて気がついたら3番に定着です。

瀧中と黒川は2019年ドラフトの同期生なんですね。黒川が2位、瀧中が6位でした。ちなみにドラ1が小深田です。小深田がスタメンからはずれて黒川がセカンドを守る。そんなシーンが増えています。ドラ1とドラ2がレギュラーポジションを争っている、いいと思いますw。

今シーズンは村林と宗山のポジション争いがチームをいい方向に活性化させていますが、小深田と黒川の争いも面白くなってきました。スタメンをはずれた小深田がゲーム途中で代走に出てきて得点シーンに絡むということがあります。三木野球の強力な戦法の1つになっていますw。