- E3−0H
相手先発がモイネロということで、勝てる感じの薄いゲームでしたw。ただ、個人的には西武の今井ほどのアレルギーはない。攻略したことのある相手、というイメージがありました。正直、モイネロ以上に心配なのはこっちの先発・古謝でした。良いときと悪いときの差が激しいから投げてみないとわからない。
ところが蓋を開けてみたら良い方にゲームは展開しましたね。古謝は5回64球4安打無失点、何より無四死球と制球が安定していました。打っては相手の5安打に対しこっちは4安打と決して楽な展開ではありませんでしたが、早いイニングに訪れたチャンスを逃しませんでした。
2回裏、先頭ボイトが四球で出塁すると、ゴンザレス凡退のあとのユキヤにも四球、1アウト1、2塁でこの日のショートスタメンだった入江にタイムリーが出ました。続く堀内のセーフティスクイズも追加点に。かなり効きました。モイネロから1チャンス2得点、出来過ぎですw。
解説のデーブが堀内のセーフティスクイズについて、あそこは監督が責任を負う覚悟でスクイズのサインを出すべき。追加点となったバントは(セーフティではない)スクイズで、最初からそれで行くべきだったと息巻いていました。三木監督はいい監督だが選手任せは良くない、と先輩風も吹かしていましたがw、どうなんでしょう。
個人的には三木監督が選手任せにしていたとは思いませんし、相手はモイネロ、最初はセーフティスクイズで様子を探り、その上でのスクイズのサインだったのではないか。最後のスクイズもセーフティのように見えないこともなかったけどw。
攻撃は5回裏の追加点もよかった。辰己と村林の好走塁が光りました。あれが三木野球です。
辰己のセンターへのヒット、相手がファンブルの間に2塁へ。そして、村林のライト前をタイムリーにした走塁もよかった。その村林もライトからのバックホームの間に2塁へ。ライト前2ベースになりました。いやぁ、三木野球でした。
強いて残念に思ったことをあげるとすれば、先発・古謝が5回64球で継投に入ってしまったことですね。5回表の2アウト満塁のピンチを切り抜けたところでガス欠という判断だったのでしょう。モイネロから3点リードでゲーム終盤へ、という滅多にない好展開を託せるまでの信頼がまだなかった、とも言える。ブルペンデーの続いているリリーフ陣を休ませるピッチングになればなお良かったかな。