- L0−2E
チーム内でもっとも安定感のあるハワードが先発予定でしたが、体調不良につき急きょ登板回避。今やブルペンデーが当たり前になっている楽天ですが、今回ばかりはスクランブル要請、本物のブルペンデーとなりましたw。予告どおり先発してもゲームが作れず結局ブルペンデーにしてしまう先発と、登板すればゲームは作るが予告なく体調不良を訴える先発は、ま、どっちもどっちという感じでしょうか。なんか笑えないw。
昨日も楽天の優秀なリリーバーたちはプロらしく自分の仕事を遂行してくれました。オープナーは今野(2回)、そこから渡辺翔(1回)→柴田(2回)→西垣(2回)→加治屋(1回)→則本(1回)。ヤクルトから現役ドラフトで加入した柴田にプロ初勝利がつきましたね。ハワードの登板回避はガックリくる暗い話題でしたが、最後は明るい話題に変えてくれました。「妻と子供に『1勝したよ』とつたえたい」という柴田のヒロインでのコメントはグッときました。よかったw。
そういえば、楽天から現役ドラフトで中日に移籍した伊藤茉央くんがこれまたプロ初勝利だったみたい。これもうれしい。おめでとうw。
相手先発は菅井でしたから相当厳しいゲームになるだろうと予想はしていました。西武の6安打に対して楽天は4安打。ただ、楽天はこの4安打を6回表に集中させました。中島が4戦連続となる3塁打でチャンスメイクすると、2アウト1、3塁の場面でこの日3打席めとなるボイトがタイムリー2ベースで先制しました。続く村林がセフティバントで追加点、これも効きました。
中島の4戦連続3塁打はあの長嶋茂雄さんに並ぶプロ野球記録だそうで、「ナカシマがナガシマに並ぶプロ野球記録」というスポーツニュースの見出しはインパクトありましたw。
先制のボイトのタイムリーも見事でした。前の2打席では凡退していましたが、打席での表情を見ていると悔しそうというよりは何かを考えている雰囲気です。打席のたびに何か気づきがあるような様子が見えました。そして3打席目。つり球の高めストレートを仕留めました。あれは配球を読んでましたね。パワーだけではない、かなりクレバーなバッターです。複数打席があれば少なくとも1打席はアジャストさせてくる、そんな対応力を感じます。フランコとの違いを確信させる打席になりましたw。