わしろぐ

ちな鷲じいさんの身辺雑記です。

末包はお前のことなんか何とも思ってないから...。

週末は仙台。カープとの最終戦宮城県のローカル番組で観戦できました。ラッキー。

  • C5−2E

先発・藤井がカープの6番末包を意識し過ぎて自滅しました。末包は藤井の東洋大学時代のチームメイトらしいのですが、2回裏の最初の打席で四球を与えたあたりから、相当意識しているのが伝わってきました。

これと似たことが塩見(貴洋)にもありました。八戸大学でチームメイトだった秋山(翔吾)(当時ライオンズ、現カープ)によく打たれました。相性というより、塩見の意識過剰からくる苦手意識が原因だったと思っています。

秋山はお前のことなんか何とも思ってないから。変に意識しないでいつもどおりぶつかっていけばいい。よく思ったものですw。

実況アナが、藤井の「あいつ(末包)だけには絶対に打たれたくない」というゲーム前のコメントを紹介していました。藤井のこの手のコメントはよく聞きます。同じチームの早川との比較だったり、大学の後輩との対戦が話題になったときなど、あえてオーバーなコメントを出します。冗談めかしていますが、毎回同じようなコメントを出しているところをみるとけっこう本気でしょう。強く意識していることの反動です。

最悪だったのが4回裏、末包に2回めの打席が回るイニングでした。先頭のモンテロをヒットで出塁させると、次の坂倉のところで、さらに次の末包を意識し始めます。ネクストサークルに控えた代打を意識して打席のバッターに四球を出してしまうパターン。坂倉、末包と連続四球で0アウト満塁にしたときは「終わった」と思いました。まさに末包を意識し過ぎた藤井劇場、一人相撲でした。

そこから2アウトまで持っていきますが、それが限界。ピッチャーの代打・中村奨成に走者一掃の逆転タイムリー2ベースを打たれてゲームは壊れました。振ってくると分かっていてもストライクを取りに行ってしまう。中途半端なメンタルが気になります。ま、この辺は太田になんとかしてほしいというのもある。

藤井のマウンド上の表情にはいつも悲壮感が漂っています。平静を装うと悲しそうな表情になる(私にはそう見えます)。いろいろ気を回す面倒くさいピッチャーです。やってもらわないと困るピッチャーではあるんだけど、「やられ方」が悪いよね。

昨年もそうだったけど、先発予告に藤井の名前があっても「いける」と思えない。「いけるかな...」くらい。この感覚は瀧中と同じレベル。一つ上のレベルに岸、早川がいる。助っ人ではハワードが岸と早川のレベルに。ヤフーレは先日のヤクルト戦から藤井のレベルまで下げました。そんな感じですw。内と古謝はその下、「いけるといいな...」くらいw。