- C8−3E
内星龍:2回36球6安打2本塁打4失点
松井友飛:3回59球4安打2本塁打4失点
先頭打者ホームランだからソロでした。それ以外の3本がすべて2ラン。もう笑うしかないです。
もう1つ特徴的なことがありました。3本の2ランがすべて「2アウトランナーなし」から始まっていたこと。あと1つアウトを取ればチェンジという状況からわざわざランナー1人を出してホームランを献上するわけです。
ジャイアンツ戦での藤平を思い出しました。高卒2年目の大内が先発登板したゲームです。3番手でマウンドにあがった藤平は「2アウトランナーなし」から連続ホームランの2失点でゲームを決めてしまいました。
「2アウトランナーなし」まではとりあえず行くのです。これは相手の打順に関係なく。そこからスーッと3つめのアウトを取れるピッチャーと、そこで1つの壁を作ってしまうピッチャーと、どうやら2パターンに別れるようです。
先発ピッチャーはゲームの立ち上がりがむずかしいとよく言われます。立ち上がりをスーッと入っていけるか。
「2アウトランナーなし」をスーッと抜けていけるか。どこか似ているような気がします。どうなんでしょうw。
ゲーム全体では「立ち上がり」をスーッと入っていけて、各イニングでは「2アウトランナーなし」をスーッと抜けていける。良いピッチャーの条件です。
「野球は2アウトから」とよくいいます。そういうことなんですね。