わしろぐ

ちな鷲じいさんの身辺雑記です。

戦力外になった古巣相手にクローザーを任せる意図 / サヨナラタイムリーよりも4−2−6のダブルプレー

  • E5✗−4T

タイガースに連勝、前のカードからだと3連勝。タイガース戦はこれで6連勝になるようです。2023交流戦阪神とのカード最終戦から負け知らずということですね。

戦力外になった古巣相手にクローザーを任せる意図

昨日も3回に2点先制されて追いかける展開。ところが5回に1点返し、7回には逆転します。

8回からは逃げ切り体制。8回表に西口を送ってリードを守ったまでは良かった。問題は9回表のマウンドでした。

この展開で則本は厳しかったと思いますが、幸いにも則本はベンチ入りしていません。で、送られたのが加治屋です。

前日の初戦で古巣相手に見事なリリーフを見せていたので、ベンチは則本をベンチ入りさせないとしたときに次のクローザーと決めていたのかもしれません。

戦力外になったチーム相手にセーブをつける。たしかにカッコいい。

しかし上手くいきませんでした。戦力外になった古巣相手というのはそんなにシンプルなものじゃない。1点差でのクローザーというだけも厳しい状況なのに、戦力外になった古巣相手というオマケまでつけちゃうか。繊細なピッチャー心理をもう少し考えてほしかったw。強い雨も不運でした。本来の制球ではなかった。加治屋は押し出しで同点にしてしまいました。

しかし逆転はされなかった。あれは、石原の好判断、好送球によるゲッツーもありましたが、加治屋の元来のメンタルの強さもあったと思います。

それにしても西口をクローザーに持ってこないのは何故でしょう。手術明けだから連投させない方針なのはわかります。ただ、昨日のような則本をハズしたスクランブル体制のときも使わない。逆転した裏のイニングの方がむずかしいという判断でしょうか。

サヨナラタイムリーよりも4−2−6のダブルプレー

延長に入り10回裏、2アウトから小深田、黒川と連続ヒット。次の石原は打率0でしたが、初ヒットがサヨナラタイムリーになりました。

ヒロインは石原しかいません。ヒロインに選ばれた理由ですが、サヨナラタイムリーも良かったけど、やはり9回表の阪神の逆転を阻止したゲッツーですね。判断はもちろん、正確な送球が素晴らしかった。

さいごに、新・助っ人のゴンザレスについて。かなりいいですね。対応力があります。
簡単に空振りせずに粘れるところで、3年めのフランコよりも身体能力、順応力、野球センスの良さで既に上回っていることがわかりますw。