- E2−1M
ようやくホーム連敗からも脱出です。エース早川で止められなかった連敗でしたが、臨時先発となった内のときに止まりました。ポイントはいくつかありましたが、個人的に上位と思う4つを。
初回を無失点で切り抜けた。
前回は松井友が初回から大量失点で失敗しました。今回は順番を入れ替えて内から入るバージョン。とりあえず初回を無失点で立ち上がればこのゲームでの内の仕事は8割方終わりでした。
たった1イニングですが初回は重いです。どうしてももつれちゃう。2アウト満塁にしますがとりあえず無失点で初回を終えます。26球を要しました。
リリーフに西垣を投入した。
先に書いたとおり、内は初回を無失点で立ち上がった時点でこのゲームの仕事の8割方を終えていました。あとの2割はとりあえず3イニングまで投げてくれれば良かった。
ところが尻上がりに安定してきたので5回まで引っ張ります。この間の降板・続投の判断は松井友との比較。
5回につかまりました。先頭の岡、次の藤岡と連続ヒットで出塁させ0アウト1、2塁のピンチ。このあとは恐怖の助っ人外国人、ポランコ、ソトとつづく場面。
元々がブルペンデーの想定、継投の判断は早かったですね。
5回まで内を引っ張らない展開であれば、4回くらいから松井友への継投だったと考えられます。先制してからの5回途中0アウト1、2塁の場面でしたから制球にムラのある松井友ではなく西垣を投入しました。
これはグッチョイスでした。ポランコ、ソトの強烈助っ人にも臆せず対峙し切り抜けました。そのあと高部のアンラッキーな当たりで失点はするものの、リードのままこのイニングを終わらせたのはグッジョブでした。
2点先取できた。
2回裏、0アウトからの4連打で先制点を取れたのも大きかった。ゲッツーの間の追加点が最後まで生きました。
このイニングの先頭はフランコでしたが、この日は4の3。三木さんは辛抱強くフランコを使い続けていますが、その効果が出てきたと見たいところです。
しかしフランコに求めるのは単打ではなく長打です。もっといえば本塁打です。4の1でもいいのでその1本が本塁打であってほしい。この時点で本塁打0は打者の助っ人としてはやはり物足りないです。
珍しくノリが完璧だった。
初球のストレートを見たときに「今日は違うぞ」と思いました。低めのストレートに力がありました。抜け球もない。
代打に前日のヒーロー寺地が出てきましたが、1球も失投がありませんでしたね。この日のノリは1点差でも安心して見ていられました。