楽天・三木監督 初めて明かす黄金ルーキー宗山塁の掛け値なし評価、村林一輝との遊撃争い(2025.2.20 日刊ゲンダイ)
興味深かったのは「宗山と村林のポジション争い」についてのコメントです。
「一つ言えるのは、宗山はショート以外できるのか、というところ。村林はショート以外のところも上手にできる。プレーヤーとして素晴らしいことで、彼の可能性を広げ、選手としての価値も変わってくる。チームにとっても必要性が高まり、すごく貴重で大事な選手となる。宗山の将来の可能性、伸びしろの部分にも関わってきますが、彼も将来的にショート以外の可能性があるかもしれない。そこは今後進める中で、いろいろ可能性を探っていきます。
ただ、現状を考えると、2024年のトップアマとして入ってきて、ショートをやってきたという経緯がある。今は違うポジションよりも、まずはショートでしっかり適性と今後の可能性を探ることが大事かなと。1年間を戦う中で、疲労がたまったりすることもあるでしょうし、鍛えるために大きなケガに注意しながら辛抱強く場所を与えるのかどうかも判断しないといけない。チームとして、一人一人のことを考えて進めるのが首脳陣の役割。起用を判断するうえで、その意味と理由をしっかり持ってやることが大事かなと思います」
上のコメントからざっくり言えることは
- 宗山と村林の2人を同時に使うときは宗山がショート、村林はショート以外というのが基本。
- どちらか一方を使うときはどちらも基本ショート。
...ということでしょうか。
村林と宗山の2人の基本的なポジショニングについては上のようにするとして、あとは攻撃のバリエーションに応じてセカンドには小深田か村林を、サードには大地かユキヤかマスターか村林を、みたいな使い分けをして行くのでしょう。キャンプ中はマスターがセカンドを守るシーンもあったようなので攻撃のバリエーションはさらに増えそうです。
オープン戦前ではありますが、練習試合での起用や三木監督のコメントなどから現段階の開幕スタメンを予想してみましたw。
- 小郷(ライト)
- 宗山(ショート)
- 辰己(センター)
- 浅村(ファースト)
- 安田(キャッチャー)
- フランコ(DH)
- 大地(サード)
- 吉納(レフト)
- 小深田(セカンド)