- Ｅ１-５Ｍ
もう少し「往生際が悪い」チームだと思っていたが、予想に反してあっさり４位を確定させてしまった。楽天の有利な点として、ロッテよりも「残り試合が３ゲーム多い」ことを上げる専門家もいたが、その利点を使う前に直接対決で決められてしまった。これは「完敗」といっていいだろう。おかげで多かった残り試合がすべて消化試合となってしまった。
ロッテとの直接対決には早川、岸の２枚で臨んだ。今季の楽天で「勝てるピッチャー」といえば、ほかに藤井がいるが、勝負強さからいったらこの２枚だろう。これで勝てなかったということは、もはや言い訳はできない。勝てる相手ではなかったということだ。
初戦では「助っ人の差」と「クローザーの脆さ」を実感した。そして昨日の第２戦では、もともと守備の人と言われていた村林の痛恨の落球で緊張の糸が切れた、「勝負際のひ弱さ」はチーム全体の課題であることを痛感した。
ただ、岸の意地のピッチングも見せてもらった。あれがプロのピッチャーだ。楽天にもこういう選手がいることは救いだ。
カード初日のブログに書いたとおり、楽天の２枚看板で直接対決に敗れた以上は「たられば」をグダグダ並べることはしない。潔く今季の観戦記を一旦終了しようと思う。
