リタイアしてまだ仙台にいたころ、夕飯の支度は私が担当だった。カミさんと私の2人分のご飯を炊いて、カミさんが帰宅するまでに簡単なおかずも用意した。
おかずを「作っていた」とは書けない。「用意した」であるw。つまり、スーパーでお惣菜を買ってきたり、レトルトのおかずを温めたり、そんな程度である。
そのときの「ごはん」を炊く量は、カミさんと2人でちょうど1合だった。ご飯茶碗で一杯ずつ。これにインスタントのお味噌汁と買ってきたお惣菜、そんなメニューのことが多かった。
実家に戻り、母と暮らすようになって、やはり私が食事の支度をするようになった。ご飯は1合炊いて同じ用に一杯ずつ食べていたら、最近になって母が「体重が増えてきた。上げ膳据え膳で楽しているからだ...」とか言い出した。
そういえばお風呂場に体重計があったが、まさか使っているとは思わなかったw。思うに、母は私が来る前まで3食は食べていなかったのかもしれない。昼を抜いたり、夜をありあわせで間に合わせたり。体重もいい感じに維持していたのだろう。
今の一杯が「多いから少なくしてけろ...」と言う。けっきょく、残った分を私が食べるようになった。私も体重は気になる。炊く量を0.5合に減らした。ご飯茶碗に半分ずつ(いや、少し私の分が多いかも)。このごろは母に合わせて寝るのも早い。お腹が空いてくる前に寝てしまう。良く言えば「健康的」、普通に言えば「高齢者」の生活になっているw。