8月8日のゲーム
- E4−5F
力の差
3位・日ハムとの3連戦はまさかまさかの3連敗。ゲーム差は5に広がった。このカードの前は2ゲーム差だったから、カード勝ち越しなら、並ぶか追い越せる。マジでそう期待したが甘かった。ここまでチームの力差が広がっているとは...。正直、愕然とした。
こっちは早川、岸、藤井と、今のイーグルス3本柱といっていいメンバーで臨んだのだ。向こうも金村、山崎、加藤だから相手にとって不足なしのメンバーではあったけど。ま、がっぷり四つで戦った結果が3連敗というわけだ。完敗だった。
日ハムの選手に感じたもの
日ハムの選手は、自分の役割(仕事)、特性(武器)を一人一人が自覚していて、それを着実に実践しているように見えた。選手一人一人の実戦スキルの高さはホークスに近づいている感じがした。
「結果」だけを求めて汲々としている空気を感じないところに不気味ささえ感じた。自分の仕事を的確に遂行する、結果はおのずとついてくる。そんな雰囲気が今の日ハムにはある。
新庄イズム
新庄監督が求めているもの、極端な話「結果」ではない。「やるべきこと」をわかっているか、やろうとしているか、やれているか、問題はそこだ。やろうとしたなら、たとえそれが失敗しても、そこは責めない。
やろうとしない、やるべきことを失念した、そこは責める。その一貫性を選手たちは信じられるし、信じてやってきたのだろう。
たぶん、新庄監督が3年かけて育ててきたもの、植え付けてきたものが今出ているのだと思う。
今江監督は何年間のチャンスをもらえるだろう。
藤井はどうしちゃったの
比べちゃいけないけど、日ハムの育成上がりのクローザーがすごかった。あれも新庄イズムか。
藤井はどうしちゃったのだろう。好調を続けることが難しいのは分かっているつもりだが、やられ方が「自滅」だったところが気になる。
前回登板のときのブログに「(藤井は)オールスターで自信喪失か」と書いた。半分は冗談のつもりだったが、どうも当たっているような気がしてきた。
「球団初のサウスポー二桁勝利投手なるか」などとおだてられ、オールスターにも監督推薦で出たのはいいが、満塁ホームランを献上してしまった。オールスターでの満塁ホームランは57年ぶりだったらしい。本人は「お祭りなので...」というノリだったようだが、どうしてどうして、相当ショックを受けていた可能性はある。
「自信」から来るパフォーマンスの向上に目を見張ることがある。それは「自信喪失」から来るパフォーマンスへの影響の大きさの裏腹でもある。