- E4−2L
ライオンの3本柱に3連勝
一昨日のブログに書いたとおり、このカードは西武が先発3本柱をお得意さんの楽天にぶつけるという明らかに3連勝を狙ったものだった。
しかし、終わってみれば仕掛けてきた西武が3連敗、楽天がまさかの3連勝である。しかも楽天の同一カード3連勝は今季初。楽天はこれで勝率5割復帰だし、何かとキッカケになるカードになったw。
相手の先発を3本柱と書いたが、こっちの顔ぶれも、ま、「現在の3本柱」と言えないこともない。偶然なのかはわからないが、先発投手の組み合わせが絶妙で、個人的に何かと意味をつけたくなるカードになった。
組み合わせの意味
カード初戦
初戦は大卒ドラ1ルーキーの武内に、こちらも大卒ドラ1の先輩格・早川をぶつけた。結果は早川に勝ちがついたが、最後は浅村の一振りに助けられた感じだ。
ただ、相手の武内は無敗で勢いに乗っていたスーパールーキー。これと対等に渡り合ったわけだから早川の今シーズンの強さは本物、新エースらしい内容だったと思う。投手戦という切り口では「引き分け」としておく。
カード第2戦
第2戦の岸vs今井は、13連敗中だった今井を楽天打線が攻略したという点が大きい。で、そのお膳立てをしたこちらの先発がライオンズで今井の前に11番をつけていた岸だったというところに意味を感じる。
岸は完封試合の最年長記録というオマケ付き。このゲームに限って、投手戦は「岸に軍配」をあげたい。
カード第3戦
そして昨日の第3戦はチームの勝ち頭同士の投げ合い。隅田にはさすがの安定したピッチングで7回2失点のゲームメイクをされ、楽天が先制するが、ゲームが振り出しに戻される場面もあった。初戦のアサムランと同じく、最後は小郷の2ランに助けられた(小郷は何かを掴んでしまったようなw)。
楽天の先発・藤井は5回 1/3でマウンドを降りていたから、投手戦という意味では「隅田に軍配」が上がるかな。今シーズンの藤井の成長ぶりは抜けている。しかし相手の隅田も負けていない。というか、伸び幅は藤井以上かも。それでも今季初の同一カード3連勝だから、「負けない藤井」は健在のようであるw。
まとめ
このカード、先発同士の対戦は1勝1敗1分けという印象である。3連勝となったのは攻撃陣の差だったように感じた。
オールスター前は残6ゲーム
今日から日ハムとの3連戦、1日空けてオリックスとの3連戦と続く。
2カード勝ち越しなら最高、最低でも1つは勝ち越しカードを作りたい。ようするにオールスター前の勝率5割は死守したい、そういうこと。